パリで人気のレストラン「ラルケスト」が2024年2月、『L'Atelier L'Archeste（アトリエ ラルケスト）』として、アムールデュショコラで日本初お披露目されました。初出店ということで、夜中から並んでいた人々で整理券は即完売。驚異的な人気とそのあまりの美味しさに、今注目を集めているブランドです。そんなお店が今年9月、ファン待望のEC販売が開始したのです！

購入のために乗り越えなければならない壁

ECサイト販売が開始したとはいえ、そう簡単には購入できません。１つ１つ手作りで大量生産が不可能のため、毎週行われる抽選に当選しなくてはなりません。私も応募できる限り全日程を申し込み、何度もチャレンジした結果、、今回ようやく手に入れることができました！更に、運良く2種類同時に当てられたため、食べ比べてみた感想をお届けしていきます。

熟成コンテチーズケーキのお味は果たして‥

まず箱を開封した時点で、さすが"コンテ30ヶ月熟成"を使用しているだけあるなと思わせる、芳ばしい香りが部屋を充満します。外側は少しねっとり固さがあるのですが、中を割ってみると、とろとろ＆じゅわぁんとした質感です。

さて本題のお味はというと‥期待以上にチーズが濃厚！！ただ、くどくなるような濃さではなく、コクと甘みの両方を兼ね備えた絶妙なバランスです。焼き目はついていますが焦げ目の苦みはなく、燻製のような香りも感じられました。

そして、一見なんの変哲もないような付属のクランブルもただものではありません。こちらは北イタリアのピエモンテ地方で採れる"ヘーゼルナッツのクランブル"です！ザクザクシャリシャリ食感の中に、マカダミアナッツのコリコリ感も加えられています。発酵バターとアーモンドパウダーが使用されていることで、甘さの中に程よい塩味も効いており、コンテチーズケーキの香ばしさとの相乗効果を発揮してくれます。口溶けがとてもなめらかで一瞬で溶けていくにも拘らず、飲み込んだ後の余韻にもチーズの豊かな風味が残ります。こんなにも芳ばしい香りのチーズケーキは初めてです。食べ始めから終わりまでのトータルバランスが完璧の一品です！

期間限定フレーバーも譲れない！

こちらは、先程ご紹介した熟成コンテチーズケーキのシトロンverです。お皿に移す時点で既に中央から流れ出していたほど、信じられないほどのとろっとろ度に食べる前から驚きを隠せません。フォークよりもスプーンで食べる方が向いているような焼き加減です。

主役のレモンは、高知県黒潮町の下村さんのグリーンレモンを独自製法でエグ味を無くして混ぜ込まれています。コンテチーズの香ばしさはもちろんありつつ、グリーンレモンの爽やかな香りが鼻から抜けていきます。レモンの果肉が丸ごと入っているため、酸味がしっかり効いており弾けるような爽やかな味わいです。生地からくるコンテチーズのコクと甘さ、グリーンレモンとのバランスが抜群で、同じコンテチーズを使用したものでも、全く違った印象を受けた一品でした。

いかがでしたか？食べた人々を魅力する、唯一無二のチーズケーキを食べてみたくなりましたでしょうか。少しでも興味を持たれた方は、ぜひ『L'Atelier L'Archeste（アトリエ ラルケスト）』のECサイトから応募してみてください！