「食費節約できてると思ったら逆効果!?」元スーパー店員が教える”買い物の落とし穴”3つ
いろんなものが値上がりし、年末に近づくにつれて食費が上がっていませんか?わが家の食費もインフレの影響で少しずつ上がっています。
わが家には食べ盛りの子どもたちがいるので、節約しながら満足度の高い食事にしようと日々工夫しています。
そこで、スーパーの店員だったから知っているスーパーでのやりがちな節約してる風な買い物の仕方を解説します。また、オススメの節約の方法も併せて解説します。
NGその1:お菓子のまとめ買い
お菓子は一回ずつ買うよりまとめ買いの方が安いと思い、食べる予定のなかったお菓子も買っていることはありませんか?
1袋で買うよりまとめ売り価格の方が1袋あたりの単価が安いとついつい「いつか食べるし」と思い、余分に買ったりするとこあるかと思います。
それはスーパーの思うツボです。私もスーパーで働いているとき、まとめ売りすると客単価が上がるので、よくやっていました。
しかし、よく考えてみてください。それは本当に食べる予定のあったものでしょうか?なくても大丈夫であれば、節約中には買わなくても良いかもしれませんね。
節約するならお菓子はまとめ買いしなくてもOK!いる分だけ購入する。
NGその2:ちょこちょこ買い
いるときにいる分だけ買ったほうが節約につながると思い、週に何回も買い物に行っていませんか?私も昔はそうでした。
スーパーは毎日特売があるので、特売品を買った方が節約になるかと思っていました(スーパーは毎日お客さんに来て欲しいので、毎日目玉商品を考えて特売に入れています)。しかし、特売の品だけ買うつもりでスーパーに行っても店内を歩くうちに「あ、これも欲しい!」「これもいるよね」って結局カゴいっぱいに買うことも…。
そこで、節約したいのであれば、日にちを決めて、その日に買い物をする方が結果的にトータル使用金額は減る傾向にありますよ。
わが家は日曜日と木曜日を買い物の日として買い出しに行っています(週一回ですとわが家の冷蔵庫のキャパの問題で野菜を保存できないため)。節約するなら買い物に行く日を決める!
NGその3:1週間の献立をきっちり考えて買い物
1週間の献立を考えて買い物に行くのは節約につながるでしょ!っと思っている方、必見です。一見献立が決まっていると余計なものを買わなくても良いと思いますが、実はこれには落とし穴があります。献立をギチギチに決めて買い物に行くと、高くても買ってしまうことがあります。
例えば、回鍋肉を献立に入れていたとします。回鍋肉は豚肉とキャベツ、ピーマンを使うので、この3つを買いたいですよね。しかし、キャベツが1玉500円したらどうですか?安い時期なら1玉100円で買えるのに500円払うのはちょっと節約向きではないですよね。しかし、献立を決めているから「キャベツ買っちゃおう」となると400円も高く買うことになります。
ですので、献立を決めておくと融通が効かなくなってしまうのでオススメしません。
私は献立のメイン食材を決めて買い物に行きます。例えば、月曜日豚コマ、火曜日鶏もも肉、水曜日さば、木曜日ひき肉、金曜日鮭、土曜日鶏むね肉、土曜日牛コマといったようにメインのタンパク質を固定します。あとはスーパーでメインに合いそうなリーズナブルな野菜をうまく合わせて購入します。
豚コマだったら八宝菜、豚丼、豚の生姜焼き、豚汁と何にでもできるので、豚汁だったらこの野菜も合わせようとか、価格をみながら献立をなんとなく決めて買いますよ。
節約するなら献立をギチギチに決めずにメイン食材だけ決める!
まとめ
スーパーでの買い物でやりがちなNG節約買い物の仕方を解説しました。
- お菓子はまとめ買いしない
- 週に何度もスーパーに行かない
- 1週間の献立を決めて買い物に行かない
この3つを実践すると節約できますよ。気になる方はぜひ試してみてくださいね。
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