キャッチボールを再開した大谷、サイ・ヤング賞左腕相手に先発起用も3打席連続三振に抑えられる
球宴が終わり、後半戦がスタートしたメジャーリーグ。
7月20日(日本時間21日)には、ロサンゼルス・エンゼルスが本拠地に昨季世界王者のヒューストン・アストロズを迎えた。
前日の検査で損傷している右肘靭帯が順調に回復していることが判明した大谷翔平は、試合前の練習中に60球ほどキャッチボールを行った。
打者としては、相手投手が左腕のときには先発を外れることが多かったが、この日は2015年のサイ・ヤング賞左腕のダラス・カイケル相手に5番指名打者として先発に抜擢された。
しかし、第1打席は見逃し三振、2打席目と3打席目は空振り三振と、3打席連続三振に抑えられた。
「かなり変化もしていると思いますし、いいところに来るボールは動きも大きいので、難しいんじゃないかっていう感じは受けました」と初対決となったカイケルの印象を口にした大谷。
この日のカイケルは動くツーシームを中心にした緩急ある丁寧な投球で、大谷以外は右打者を8人並べてきたエンゼルス打線を手球に取り、7回2死まで無安打に抑える快投。
打席を重ねる中で、修正しながら突破口を見つけていくのが強みの大谷は、「振る中で合わせていければいい。今日1回だけの対戦ではない。2回目3回目やった時にしっかり対応できるような感じを掴めれば」とコメント。
同地区のアストロズとは8月にもホームで3連戦、9月には敵地で3連戦が組まれており、次回対決でのリベンジを誓った。