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「メイクが落ちたら私でなくなる」という1軍女子に共感。濵尾咲綺のかわいさへのプレッシャー

斉藤貴志芸能ライター/編集者
(C)『水深ゼロメートルから』製作委員会

2020年にヒットして高い評価も得た『アルプススタンドのはしの方』に続く、高校演劇をリブートした映画化の第2弾『水深ゼロメートルから』が公開される。高2の夏休み、特別補習として水の入っていないプールの掃除を指示された2人と、同級生の水泳部員、その先輩の会話に、青春の葛藤が溢れ出していく。メイクに執着する1軍女子を演じた濱尾咲綺に聞いた。

小学生の頃から『科捜研の女』を観てました

――12歳で「ニコラ」モデルとしてデビューしましたが、小さい頃からオシャレだったんですか?

濵尾 モデルになるまではファッションに疎かったです。青いトレーナーに青いスカートの一色コーデみたいな服を着ていました(笑)。久間田琳加さんが好きでオーディションに合格して、お仕事を始めてから目覚めた感じです。

――演技にはいつ頃から興味を持ったんですか?

濵尾 小さい頃からずっと、心のどこかでテレビに出たい気持ちはありました。恥ずかしくて、なかなか口に出さなかったんですけど、「ニコラ」のオーディションを友だちに言われて受けたときには、モデルだけでなく、いつかは女優もできるようになりたいと思っていました。

――ドラマを観ていたりも?

濵尾 母がドラマ好きなので、一緒に『科捜研の女』を観ていました。

――小学生の頃から大人向けのドラマを(笑)。

濵尾 『相棒』も観ていて、ゲスト出演するのが憧れです。

舞台では裏で寒気がするくらい震えていて

――これまでの女優活動で、映画に先駆けた『水深ゼロメートルから』の舞台は大きかったですか?

濵尾 はい。初舞台だったのですべてが新鮮で、学ぶことが多く、すごく大きな経験でした。

――演技について、いろいろ考えたりも?

濵尾 演出の小沢(道成)さんに、役作りや舞台での演技の仕方をイチから教えていただきました。小沢さん自身が入り込むお芝居をされる方で、すごく参考になりましたし、みんなでお互いの役について、印象を交換し合う場も設けてくださって。今も「あのときはこうやって役を作ったな」と思い出しながら、演じることもあります。

――お客さんの前で生で演じて、度胸も付きました?

濵尾 最初はとにかく緊張しました。裏でずっと震えて「寒ーい!」となっていて。

――冬の公演でしたっけ?

濵尾 秋でしたけど、寒気がしてくるくらい緊張していたんです。みんなで歌って緊張をほぐしたり、「ずっと練習してきたから大丈夫」という気持ちを持って、舞台に立つようにしました。

学校でも前髪や日焼けを気にしてました

――メイクに執着してストレートにものを言うココロ役は、舞台から自分にハマる感じはしました?

濵尾 私と同じだなという部分と、ここは違うなという部分があります。まず、私も中1からモデルのお仕事をさせていただいて、プレッシャーで「かわいくいなければ」と思ってしまっていた時期があって。そこはココロに共感しました。

――休み時間も鏡を見ているような中学生だったんですか?

濵尾 学校にいても、前髪とかは気にしていました。あと、日焼けしやすかったので、教室で自分の席のところはカーテンを閉めていました。

――ココロみたいに「メイクが落ちたら私じゃなくなる」とも?

濵尾 そこまではなかったですけど、ココロが捉われてしまっているのはわかります。私も校則に引っ掛からない範囲でメイクして、学校に行っていました。

――コンビニに行くときもメイクしたり?

濵尾 1年くらい前までは、ちょっと出掛けるのにもメイクをしていました。最近だと、キャップを被ってノーメイクで外に出ることもあります。

何でも口にしちゃう気持ちがわからなくて

――ココロと違うのはどんな部分ですか?

濵尾 ココロは意地悪なこともそのまま口に出しちゃいますけど、私は逆です。「これを言ったら傷つけてしまうかな」と考えながらしゃべるタイプなので、ココロが何でも言っちゃう気持ちが最初はわからなくて、苦戦しました。

――一緒にプール掃除を命じられたミクには、「ココロは1軍やもん」と言われていました。

濵尾 私は1軍みたいな感じではなかったです。通っていた学校自体、カーストとかなくて、みんなで仲良くしていました。

――もともと高校生が書いた脚本で、リアリティは感じました?

濱尾 ありました。たとえばベンチで寝て「死ぬー」と言ってるシーンは、単純に自分も言っていたなと思って、演じやすかったです。

――水泳部のチヅルが阿波踊りを始めて、ミクが点数をつけたり。

濵尾 ああいう、みんなでふざけてワチャワチャみたいなことも、していました。

卒業してから先生への感情が変わりました

――映画の撮影は昨年10月だったそうですが、舞台から2年を経て、作品の印象が変わったところはありました?

濵尾 (プール掃除を指示した)山本先生への感情は、自分が高校を卒業して変わりました。私の高校もメイクに厳しくて、ココロみたいに「何でダメなんだろう」と思っていたんです。リップが濃すぎると、先生がクレンジングシートを持ってきて「落としなさい」と言うんです。そういうことに、ちょっとイライラしていました。

――ココロは山本先生に「メイクが濃すぎる」と言われて、「私は私のやりたいようにやる!」と食ってかかってました。

濵尾 「誰にも迷惑かけてない」というココロの言い分はわかります。でも、卒業してから台本を読んでみると、山本先生も学校のルールだから仕方なかったんだ、というのがわかりました。先生も大変だったんだなと、今は思っています。

本物の1軍ではないから頑張っている感じで

――舞台で一度、役を作っていると、映画では入りやすかったですか?

濵尾 舞台と映像だと、表現の仕方がまったく違っていました。舞台のときは全部表に出す。後ろのお客さんにも伝わるように表現する感じでしたけど、映画はリアルに。ナチュラルな表情やお芝居をする。舞台と同じにやると、たぶん強すぎてしまうので、出していたものを抑えました。それは同じ作品を違う形で演じたから、味わえた感覚だったと思います。

――あと、映画では実際のプールでの撮影になりました。

濵尾 嬉しかったです。隣りで野球部が練習しているシーンがあって、本当に校庭とプールが並んでいる学校を、スタッフさんが見つけてくださったんです! ストーリー通りの場所で、楽しく撮影できました。

――基本プール周りで話が展開していきますが、ココロの背景も考えました? クラスではどんな子なのか、とか。

濵尾 それはしました。ヘアメイクさんと「ココロは家族と仲が良くなさそう」と話して、メイクをちょっと濃くしてもらったんです。あと、映画では(野球部マネージャーの)リンカが入ってきて。リンカは本物の1軍。ココロはちょっと違うというか、本物になりたくて頑張っている感じでした。メイクも自分の肌の色に合わせるのでなく、1軍の子がしていそうなピンクを使っています。

憧れの裏返しで悪口を言ってしまう

――ココロは野球部のマネージャーを「秒でやめた」と言ってましたが、実は面接で落ちていたようで。

濵尾 悲しいですよね。リンカに負けたと思ったかもしれませんね。

――リンカのことを「仲良くてもイヤやなってところはある」という話もしていました。

濵尾 でも、憧れの気持ちもあるのかなと思います。本当はリンカみたいにキラキラかわいくなりたくて。その裏返しで悪口も言ってしまう、みたいな。

――そういう心情は、濵尾さんはわかりますか?

濵尾 羨ましい人はいますね。私は本当に日焼けしやすかったので、元から肌が白い子はいいなと思っていました。

「自分のためにかわいくなる」は刺さりました

――ココロは「かわいかったら愛してもらえる」「メイクしてかわいくなって、やっと男と戦える」「かわいい私が好きやから私のためにメイクしてる」と、微妙にニュアンスが違う発言をしています。どう捉えました?

濵尾 私はココロみたいに男と女でそこまで区別されていると、考えたことはなくて。最後の「私のためにメイクしてる」というのが、ココロとして一歩進んだところで、私にも刺さりました。自分の中で答えが見つかったからこそ、「これが私なんだ」と思えたように感じました。

――濵尾さんはむしろ、女子で良かったと思ってきたような?

濵尾 どうですかね。男子がみんな裏表なしで仲良くしている感じに、憧れていた時期はありました。

怒りを表に出すまでに積もった気持ちを作って

――先ほど出た山本先生と言い合うシーンは、だいぶエネルギーを使いました?

濵尾 そうですね。生徒が先生に反抗するということでエネルギーは使いますし、自分の中で何回もイメージして挑みました。家でも先生の台詞を自分で録音して、目の前にいることを想定して練習しました。

――家で「うるさい、ババァ!」とか叫んでいたんですか?

濵尾 言ってましたね。ドアを閉めて(笑)。

――ご家族はビックリされたり?

濵尾 いえ、芝居の練習はいつものことなので(笑)。

――普段はあんなふうに怒鳴ることはありますか?

濵尾 私はグワッと怒るタイプではないです。ココロは怒りを表に出しますけど、ガッと行くまでの積もりに積もったものを、自分の中に作っていかなければと思いました。

――撮影前に集中して気持ちを作って?

濱尾 はい。もう「先生ウザい!」という気持ちを作りました。

――体育の授業で生理中にプールに入らされたことを、相当根に持っていたようで。

濱尾 きっと男子にも見られてしまって、イヤだったんだろうな……と想像して演じました。

みんなで大浴場に入ったときに笑いました

――濵尾さん自身は感情はフラットなほうですか?

濵尾 ふざけたりはよくします。友だちからはゲラと言われます。

――どんなことで大笑いするんですか?

濵尾 この映画の撮影の間は、キャストがみんな同じホテルに泊まって、いつも一緒に大浴場に入っていたんです。同じ時間に起きて寝て、同じものを食べる生活をしていたから、4人とも同じお腹になっていて(笑)。

――お腹の形が同じで笑ったと?

濵尾 そうなんです。みんな体型が似てきちゃってました。それがめっちゃ面白かったです(笑)。

――普段は泣くこともありますか?

濵尾 感情移入をすごくするので、映画を観るとすぐ泣いてしまいます。だから、撮影がある前日は観ないようにしています。顔がムクんでしまうので(笑)。

――どんな映画を観て泣きました?

濵尾 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』はすごく好きで、映画館で観たときは、ラストシーンで嗚咽しそうになっていました。

無邪気だから意地悪な言葉にも悪意はなくて

――『水深ゼロメートルから』の撮影では、山下敦弘監督からはどんな演出を受けました?

濵尾 ココロはとにかく無邪気がテーマだと言われました。意地悪なことを言ったりもするけど、悪意はなくて。

――ミクに阿波踊りを「踊ってよ」と言ったり。

濵尾 「女なのに男踊り?」と聞いてしまうのも、普通に疑問に思っただけ。そういうところを監督と何度か相談しながら、カットが掛かっても「無邪気に!」と言ってくださって。私も「無邪気!」と思いながら演じていました。

――悩んだシーンもありました?

濵尾 やっぱり舞台のお芝居が残っていて。台本を読んで、そのときのお芝居も一緒に思い返してしまったので、調節は大変でした。

――2年前でも稽古を1ヵ月もすると、まだ自分の中に残っていましたか。

濵尾 そうですね。不思議なことに体が覚えていたんだなと感じました。

日焼けをしないようにするのが大変でした

――映画の撮影期間はどれくらいだったんですか?

濵尾 10日間くらいでした。陽が昇っている間しか撮影できなかったので、その間に頑張って、陽が暮れてからは次の日のリハをする時間を取ってくださいました。

――今でも特に覚えていることはありますか?

濵尾 とにかく日差しがすごかったです。10月でしたけど去年はまだ暑くて、日光がずっと当たっていて。プールが水色なので、レフ板みたいにどんどん照り返してくるんです。みんな、ちょっとずつ日焼けしてきちゃって、「数時間のお話なのに繋がらなくなっちゃう」と話していました。

――濵尾さんは日焼けしやすいんですよね。

濵尾 そうなんです。脚がスカート焼けをしてしまいました。ちなみに監督はサングラスとニット帽をしていたんですけど、他の部分が真っ黒になっていって(笑)。その黒さを見て「気をつけないとヤバい」と、メイクさんが数分ごとにスプレーを掛けてくださったり。もう大変でした。

やさしい空気にコメディ感も混ざるのが好き

――山下監督の過去の作品はご覧になりました?

濵尾 はい、もちろん観ました。『リンダ リンダ リンダ』と『天然コケッコー』は、学生ものなので参考にさせていただいて、他の作品では『1秒先の彼』が好きだなと。穏やかでやさしい空気だけど、コメディ感も混ざっていて。切り取る時間みたいなものは、今回の『水深』とも似た部分があるかなと思いました。

――『水深』のラストは、『リンダ リンダ リンダ』を思わせるところがありました。

濵尾 監督が撮影前に現地に行ったとき、雨が降っていて、その場で思いついたと聞きました。最初はなかった雨が降るシーンを加えたそうです。

――普段から映画はよく観るんですか?

濵尾 はい。すごく好きです。

――いいなと思う女優さんもいますか?

濵尾 先ほど挙げた『ぼく明日』の小松菜奈さんは大好きで、何度も観ています。同世代だと森七菜さんも好きで、『四月になれば彼女は』も観ました。

高校時代はイベントに積極的に参加しました

――濵尾さんの実際の高校時代も、青春っぽいことはありましたか?

濵尾 コロナ禍に入ってしまったので修学旅行とか行けなくて、リモート授業になってしまいました。でも、リモートで授業を受けながら、本当はダメなんですけど、裏でみんなでスマホゲームをしていたり(笑)。私はイベントごとには積極的に参加するタイプで、文化祭では仲の良い友だちとステージでダンスをしました。

――何を踊ったんですか?

濵尾 K-POPのEVERGLOWというグループの曲です。あと、体育祭でも応援団をやらせてもらって、チアみたいな感じで踊りました。

――青春していたんですね。

濵尾 何だかんだで楽しかったです。

校則が厳しくて反省文を書かされて

――ココロみたいに葛藤していたこともありましたか?

濵尾 やっぱり校則が厳しかったのは、気になっていました。スマホは持ってきてもいいけど、学校で電源を入れたらダメ。一度、校門を出るギリギリのところでつけてしまって、先生に止められました。

――あと何歩かで外に出るくらいのところで?

濵尾 そうなんです。「えっ、良くない?」と思いながら、反省文を書かされました。

――劇中のように、先生に「うるさい!」と言ったりは?

濵尾 そういうことはしていません。素直に「すみません」って書いていました(笑)。心の中では、ココロみたいなことを思っていましたけど。

20歳になって大人の味がわかるように

――1月で20歳になって、気分的に変わったことはありますか?

濵尾 この前、初めて年金を払いに行って、「うわっ、大人になってしまった」と思いました(笑)。あとは、お店でお酒を頼むときに実感します。

――もう嗜んでいるんですか?

濵尾 まだ数回しか飲んだことがないです。以前舞台でご一緒した方にお祝いしていただいたとき、シャンパンを頼んでくださって。泡々したところをちょっと飲んだら、まだダメでした(笑)。

――食の好みが変わってきたりもしていませんか?

濵尾 もともと好き嫌いがあまりなかったんですけど、ミョウガがおいしい気がしてきて。大人の味がちょっとわかるようになってきたかもしれません(笑)。

――漬物とかも好きになったり?

濱尾 漬物は昔から好きなんです。牛タンとかも、コリコリして噛み応えがあるのがいいですね。

バーでカクテルを頼むのは憧れます

――服の好みに変化は?

濵尾 高校生の頃はスカートとかガーリーな服が好みだったのが、最近は着心地がいい、ダボッとした服装をするようになりました。

――遊ぶ場所が変わってきたりはしますか?

濵尾 今のところ、変わっていません。表参道のカフェとか行きますね。

――シャレたバーに行ったりするのは、まだ先ですかね。

濵尾 憧れはあります。カウンターに座って、(バーテンダーが)こうシャカシャカ振るのを見てみたくて(笑)。

――何かカクテルを注文して。

濵尾 よく知らないんですけど、シュンとなった小さなグラスに果物が入っているのは、映画とかで見て、いいなと思っていました(笑)。

大人になったらいろいろな職業を演じたくて

――20代はいろいろ楽しみですね。

濵尾 たくさんお仕事をしていきたいです。今まで年相応な高校生や大学生の役が多かったので、もっと大人になったら、いろいろな職業の役を演じてみたくて。

――科捜研の役とか?

濱尾 めっちゃ憧れます! 試験管を振ったりしたい(笑)。あと、10歳で1/2成人式というのがあって、そのときの夢が獣医さんだったんです。当時、テレビで動物を助ける番組をよくやっていて、いいなと思っていました。今は役者として、そういう人生も演じてみたいです。

――まだ『水深』のような高校生役も来るでしょうけど。

濵尾 同世代がたくさんいる現場は刺激になりますし、楽しいので、学生役もまだまだやりたいです。

――ココロ役で濱尾さんを知った方は、キツいイメージを持つかもしれませんが、素は違うようですね。

濱尾 いろいろな面を見ていただけたら。もっと悪い役もやってみたいです。ココロとはまた違う役もできると思いますので、頑張りたいです!

Profile

濵尾咲綺(はまお・さき)

2004年1月12日生まれ、神奈川県出身。2016年に「ニコラ」モデルオーディションでグランプリから専属モデルに。2018年に女優デビュー。主な出演作は映画『LDK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』、『バラシファイト』、ドラマ『いちばん好きな花』、『うちの弁護士は手がかかる』、舞台『水深ゼロメートルから』、『幾度の群青に溺れ』、『ハロー、妖怪探偵社』など。NHK高校講座『ビジネス基礎』(NHK Eテレ)に出演中。映画『水深ゼロメートルから』が5月3日より公開。

『水深ゼロメートルから』

監督/山下敦弘 脚本/中田夢花

出演/濵尾咲綺、仲吉玲亜、清田みくり、花岡すみれ、三浦理奈、さとうほなみ他

5月3日より新宿シネマカリテほか全国順次公開

公式HP

(C)『水深ゼロメートルから』製作委員会
(C)『水深ゼロメートルから』製作委員会

芸能ライター/編集者

埼玉県朝霞市出身。オリコンで雑誌『weekly oricon』、『月刊De-view』編集部などを経てフリーライター&編集者に。女優、アイドル、声優のインタビューや評論をエンタメサイトや雑誌で執筆中。監修本に『アイドル冬の時代 今こそ振り返るその光と影』『女性声優アーティストディスクガイド』(シンコーミュージック刊)など。取材・執筆の『井上喜久子17才です「おいおい!」』、『勝平大百科 50キャラで見る僕の声優史』、『90歳現役声優 元気をつくる「声」の話』(イマジカインフォス刊)が発売中。

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