「侍ジャパンだけではないWBC」第3回 観戦チケット 東京・ソウル・LA
「第2回」では、これまでのWBCチケット購入に関するちょっぴり悲しい出来事について記した。そして、今大会のチケットだ。
あれほど、「寸前まで買わない」と誓った決勝ラウンドのチケットだが・・・もう買ってしまった。3月20日(月)~22日(水)にロサンゼルスのドジャー・スタジアムで開催される準決勝2試合と決勝戦、計3試合パックのチケットを240ドル+チケットマスターの手数料で確保した。
席はセクション12FDのP列の1番という所で、1階席後方のネット裏やや三塁寄りだ。ぼくは、最前列よりは若干後方を好む。臨場感では劣るが、フィールド全体の動きを把握するにはこの方が良いと思っているからだ。また、キャッチャー真後ろよりは多少オフセットした席の方が好きだ。従って、これは自分にとってほぼベストポジションだ。
3試合で240ドルということは、1試合平均80ドル。1試合単位で買うと、もちろん準決勝と決勝では価格は異なり、それぞれ95ドルと105ドルだ。合計295ドルは、一応55ドルお得な計算になる。もちろん、今回もアメリカが早めに敗退し決勝ラウンドに進出なしとなると、再び「公式バッタ売り」の懸念はあるのだが、そもそも前回の価格設定(ぼくが買った一塁ベースやや後方の最前列の3試合パックが290ドル)と比べても割安感があるので、「プチバッタ」の範囲で納まるだろうと考えたのだ。そもそも、テレビで楽しめるイベントをわざわざロサンゼルスまで出かけて見るのだ。開催寸前に、値下げされたチケットを購入したとしても、希望ではない席では意味がないと、自らに言い聞かせ納得した。
ソウルでのプールAのチケットに関しては、一番心配していた。どこでどう購入すれば良いか、当初はノーアイデアだったので、取引先の韓国人の方(野球に全く関心なし)に、「韓国にもぴあみたいなのあるんちゃいます?」と、(なぜか関西弁で)調査を依頼したところ「2月には発売らしい」と教えてくれた。その腹積りでいると、韓国野球の事情にとても詳しい知人が、「カクガクシカジカの英語サイトで2月1日より販売される」と親切に教えてくれた。
その結果、2月1日に無事ゲットできた。そのサイトはWBCの公式サイトにもリンクしていた。やはり、外国のファンにも門戸は開かれていたのだ。購入したのは3月7日(2日目だ)の台湾対イスラエル、韓国対オランダの2試合共通チケットだ。価格は105,000ウォンに発券手数料だった。席は、ドジャー・スタジアムでのものとほぼ同じ。ナイトゲームの韓国戦は満員になるのだろうと踏んでいるが、昼間の台湾対イスラエルはどの程度お客が入るのか興味津々だ。日本では、侍ジャパン戦以外は大げさに言えば無観客試合というのが過去の通例だった。他国同士のゲームにどれだけ開催国ファンが関心をいだけるかは、その国のファンの成熟度のバロメーターだろうと思っている。
ちなみに「第1回」でも書いたが、ぼくは8日午後1時過ぎの仁川発成田行きで帰国する。成田には午後4時過ぎには到着するので、そのまま東京ドームに直行すれば、午後7時プレーボールの日本対オーストラリア戦に間に合うはずだ。
と、いうことでドームのチケットも購入した。これも、ご存知の通り昼間の中国対キューバ戦との共通チケットだ。このチケットは最上階のC指定席の真ん中で4,000円だった。
「東京チケットだけずいぶんケチってるじゃないか」と思われるだろう。実際、その通り。東京ドームには何度か足を運ぶことになるので、ある程度予算を取っておかねばならない。それに1試合しか見れないのに、高い席を買うのはチト抵抗がある。負け惜しみを言うと、ぼくは東京ドームの1階席は好きではない。ある程度後方でないと、ネットが邪魔で観難いからだ。なお、ドームのチケットは1月20までの「先行販売」期間は手を出さなかった。「先行」だと1,000円ほど、プレミア手数料を徴収されるからだ。われながら、ケチだ。翌9日(木)の中国対オーストラリア戦も見に行くつもりだが、これは2,500円の自由席を球場で買うつもりだ。日本戦とセットになっていないこの日は、どれだけガラガラか?怖いもの見たさの関心がある。
<2017年WBC3都市観戦計画 総費用>
今回手配(観戦チケット購入)
決勝ラウンド@LA3試合分 240ドル+手数料7.5ドル=247.5ドル(約27,700円)
プールA@ソウル 105,000ウォン+手数料2,000ウォン=107,000ウォン(約10,700円)
プールB@東京 4,000円+手数料324円=4,324円
合計 42,724円
それ以前の手配分81,200円と合わせ
累計 123,924円