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【感情に振り回されない6つの方法】を現役プロ心理カウンセラーが紹介します。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日は、「感情に振り回されない6うの方法」というテーマでお話したいと思います。

感情と言うと、喜怒哀楽という言葉を思い出します。
喜びや楽しいという感情なら、いつまでも包まれていたいものですが、怒りや哀しみという感情なら、なるべくなら早く、そこから解き放たれたいですよね。

そこで今日は、怒りや悲しみという感情に振り回されない方法についてご紹介したいと思います。

1番目は、呼吸を整えることです。
2番目は、運動することです。
3番目は、感情を味わうことです。
4番目は、考えることです。
5番目は、紙に書き出すことです。
6番目は、人に話すことです。

以上、6つ紹介しました。

ここから少しだけ深掘りしたいと思います。

1番目は、呼吸を整えることです。
悲しでいる時や怒っている時は、普段と違う独特の呼吸をしているものです。多くの人は、交感神経が優位になっていて、呼吸が早くなっています。ですから、平常心に戻したいのなら、腹式呼吸にして、ゆっくりゆっくり呼吸してください。そうすれば、穏かな感情を取り戻すことが出来るようになります。

続いて、2番めは、運動することです。
運動すると、問答無用で、建設的で前向きな気持ちになります。よって哀しみや怒りの気持ちに包まれたときは、運動するようにしてください。そうすれば、感情に左右されなくなります。

続いて、3番目は、感情を味わうことです。
感情というのは、排除しようとするのではなく、しっかり味わうと薄らぐものなのです。本当です。「ああ、自分は今、怒っているんだなあ」「ああ、自分今、は悲しんでいるだなあ」と感情を味わう…。ぜひ、お試しください。

続いて、4番目は、考えることです。
自分が大きな感情の渦に巻き込まれている時は、「どうして自分は今、怒っているのか、哀しんでいるのか?」考えることです。そうやって、考えることによって、冷静さを取り戻すことが出来ます。

続いて、5番目は、紙に書き出すことです。
紙に書き出してみると、頭の中が整理されます。そして、スッキリした気持ちになります。ですから、哀しい時、怒れた時、ぜひ、自分の気持ちを紙に書いてみてください。
ちなみに私は、日記を50年近く、ほぼ毎日のように書いていますが、これは自分の穏やかな気持ちを維持するためです。

続いて、6番目は、人に話すことです。
人に話すと、落ち着きます。大きなマイナス感情が小さくなります。この方法が1番強烈で効果的なのですが、いかんせん、ひとりでは出来ません。それが欠点です。話す、適当な相手がいない場合は、どうぞカウンセリングをご利用ください。カウンセラーに話すと、きっと心が穏やかになり、前向きな気持ちになるかと思います。

以上です。

最後に、感情に振り回されないことは大切ですが、自分の行動をコントローすることは、もっと大切です。自分の行動をしっかりコントロールすることが出来れば、最悪の事態は防げます。そして、逆に、自分の行動をしっかりコントロールすることさえ出来れば、感情もコントロールすることが出来ます。

よって、この記事をご覧に皆さんには、感情に振り回されないとは、「行動をしっかりコントロールすることなんだよ」ということを覚えておいて欲しいと思います。
というわけで、今日は「感情に左右されない方法」というテーマでお話させていただきました。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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