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SNSで「キラキラな暮らし」を見ても落ち込まない人が知っていること

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

自分らしい暮らしを作る、藤原友子です。

SNSには、自分よりできている、自分より素敵に見える暮らしの様子が山ほどあります。

へ〜!ほ〜!と思いながら、眺めとけばいいと思うのですが、それでも人と比べ落ち込んでしまう人のために、今日は、人の暮らしを見て落ち込まない方法についてです。

SNSは人の暮らしがわかるツール

SNSが出てくる前は、人の家のことは、あまりよくわからなかったと思います。

どんなに友達が多くても、すべての友達の家にお邪魔したことはないでしょう。

でも今は、スマホ一台あれば、SNSで人の暮らしの様子や工夫を簡単に知ることができます。

ただ、本当の姿を投稿している人もいれば、モリモリに盛っている人もいるでしょう。

だから、へ~、ほ~、すげーな、これマネしてみよう、それは私には無理だわ、くらい軽く眺めておくのがちょうどいいのですが、中には、比べて落ち込む人もいるのです。

比べても大丈夫、だけど・・・。

われわれ人間は、なんでも自分以外の人間と比べてしまうものです。

これまで、子どものころから、スポーツのレギュラー争い、ピアノのコンクールなど人と比べることで、成果を感じたり、逆に劣等感をエネルギーにして、頑張ってきたこともたくさんあるかと思います。

人と比べることで、自分の中に基準ができるので比べるのは決して悪いことではありません。

ただ、体調を崩していたり、ちょっと嫌なことがあって、気持ちが落ち込んでいると「どうせ、私はダメなんだ…。」と思い、必要以上に勝手にダメージを受けてしまうこともあります。

そんな時に、自信という土台までも一緒に大きく揺さぶられないために、ある程度自分の暮らしに納得できていることが大切です。

自分の暮らしに納得するために

自分の暮らしに納得するかどうかは、部屋が片づいているかどうかではありません。

自分の好きなモノを大切にし、好きな時間を過ごし、自分の暮らしは自分が思うように作っているという感覚があるかどうか、

つまり、自分の暮らしに必要なモノやコトを自分で選ぶことができているか、ということです。

私たちの暮らしは、自分が選んだモノとコトでできています。

何となく買ったモノ、雑誌で紹介されたからとりあえず買ってみたモノ、人からもらったけど好きじゃないモノ、このようなモノで埋め尽くされる暮らしは、自分が納得できる暮らしではないため、つい人の暮らしと比べジャッジをしてしまうのです。

SNSで人の暮らしを見て、つい「自分のほうがすごい」とか「負けた」とジャッジしてしまうことはだれでもあります。

でも、この勝ち負けでは自分は何も変わりません。SNSはあくまでも「暮らしの図鑑」

せっかくなら、SNSで見る人の暮らしをジャッジする材料として活用するのではなく、参考にする材料として活用したいですね。

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選ぶ暮らしラボ 藤原友子(ふじわらゆうこ) 

1975年生まれ 大分県在住 結婚後片づけを始める。長男との片づけバトルでモノを「選ぶ」ことの重要性に気づき、モノや暮らしを「自分軸で選べる人」を増やすために活動中。

二男二女の母で「いつもキレイではないが、すぐに片づく家」で暮らしている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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