「トロルのおちんちん岩」修復完了(国会議員も立ち会う)、今後は観光スポットに
ノルウェーの妖怪トロルの性器に似ているとして、注目を浴びたノルウェーの岩(Trollpikken)。国内メディアが報道した直後、何者かによって岩は真っ二つに切断されてしまった。「おちんちん切断事件」は世界各国のメディアでも取り上げられ、岩の修復のために寄付者が殺到。
たった約2週間後、岩は作業員によって修復された。岩の重さは12トンだったが、「トロルのおちんちんは割礼された」、「トロルのおちんちんは重すぎる」など、国内メディアはユーモアを込めて、記事のタイトルを作っていた。
修復作業が行われた7日は、国内の各メディアがその様子をずっと生中継で伝えた。10人以上の作業員が20時間かけて完了。
現場には保守党のシーリ・メーリン国会議員も立ち会わせていた。
「トロルのおちんちん」の宣伝大使となっていたKjetil Bentsenさんに連絡したところ、「岩を元に戻したプロの作業員たちに感激した!」と答えた。
今後は自治体や観光局が新たな観光スポットとして宣伝に力を入れる予定で、すでに中国などから登山客が訪れ始めているという。
有名になった絶景「トロルの舌」と同じような人気の場所になるべく、観光客が今後ソーシャルメディアで「#trollpikken」とセルフィー写真を投稿して広まっていくことを、地元の人々は期待している。
現地メディアの報道一部
Text: Asaki Abumi