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LGウィルソン好投で13勝目 最下位ロッテは7連敗<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
13勝目を挙げたタイラー・ウィルソン(写真:LGツインズ)

6日の韓国KBOリーグは1試合が雨で中止となって、4試合がナイトゲームで行われました。

チャムシル球場のLGツインズ対ロッテジャイアンツは5-2でLGが勝利。

LGの先発タイラー・ウィルソン投手は6回を投げて被安打4。7つの三振を奪い、ロッテ打線を4番に入ったチョン・ジュンウ選手の22号ソロの1点に抑えました。

ウィルソン投手はチームの勝ち頭となる13勝目。敗れたロッテは7連敗です。

◆「侍・稲葉監督、LGの若きリリーバーをチェック」

韓国での視察3試合目となった野球日本代表・侍ジャパンの稲葉篤紀監督はLG対ロッテを観戦。プレミア12の韓国代表入りが予想される選手をチェックしました。

LGは3番手に高卒ルーキーのチョン・ウヨン(20)、抑えに3年目のコ・ウソク(21)両投手が登板。サイドスローのチョン・ウヨン投手はこの日の最初の打者で前の打席でホームランを放っている4番チョン・ジュンウ選手に、140キロ台前半の直球を三球続けて三振を奪いました。

また9回無死一、三塁でマウンドに上がったコ・ウソク投手は、投じた6球がすべて150キロ台のストレート。ショートゴロ併殺打とセカンドゴロでゲームを締めています。

稲葉監督はチョン・ウヨン投手について「球速以上に球持ちがいい。(打者の)背中の方からボールが来る」と話しました。

そしてコ・ウソク投手については「ほぼストレートで角度がある」とし、「韓国のどのチームも7、8、9回のピッチャーを大事にしている」と球界全体から受ける印象を話しています。

以下が4試合の結果です。

◇9月6日(金)の結果

・LG 5- 2 ロッテ(チャムシル)

 勝:ウィルソン

 敗:チャン シファン

・キウム 6- 1 サムスン(コチョク)

 勝:ブリガム

 敗:チェ チェフン

・SK 中 止 トゥサン(インチョン)

 勝:

 敗:

・KT 5- 2 KIA(スウォン)

 勝:ペ ジェソン

 敗:イ ミンウ

・NC 4- 0 ハンファ(チャンウォン)

 勝:イ ジェハク

 敗:チャン ミンジェ

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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