「きゅうり」イボイボの「ある」or「なし」、何が違うの?鮮度はどう選ぶ?野菜のプロが解説
スーパーできゅうりをどのように選んでいますか?
きゅうりはイボイボがたくさんあるものからスベスベで滑らかなものまでありますよね。
イボの有無はきゅうりの何が違うのでしょうか?
元スーパーの青果担当者だった「ぱるとよ」がこれらの疑問を解説します。
きゅうりのイボについて:品種が違う
まず初めに、きゅうりのイボについてです。
きゅうりには多くの品種があり、それぞれに特徴があります。その中には、イボイボの多い品種と滑らかな品種があります。
例えば、下記写真のきゅうりをご覧ください。
左側のきゅうり(品種名:四川キュウリ)は、イボがたくさんあります。一方で、右側のきゅうり(品種名:フリーダム)は、滑らかでイボが少ないです。
これらは同じきゅうりでも、品種により見た目が異なります。さらに、味も品種により異なりますので、いろいろな種類を試して、お好みのきゅうりを探してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、野菜・果物では似たようで実は違うことも多くありますよね。例えば、バナナの価格差の理由はご存知でしょうか?
その価格について詳しくはこちらの記事(外部サイト)で詳しく解説しています。
新鮮さの見分け方:きゅうりを選ぶ時のポイント3つ
では、きゅうりの新鮮さを見分ける方法は何でしょうか?
実は、イボの有無よりも他の要素が重要です。
3つのポイント
1. 色:鮮やかな緑色をしているきゅうりが新鮮です。全体的に色が濃いきゅうりを選びましょう。
花落ちの方が黄色くなりやすく傷みやすいので、花落ち側の色味をチェックするのも良いですよ。
2. 硬さ:きゅうりは手に持った時にしっかりと硬さを感じるものが新鮮です。柔らかかったり、ぬめりがあるものは古いので選びません。
上記写真のきゅうりは一部色が変色しているのでNGです。この部分を押すとやわらかいです。
3. ヘタ:下記写真のように、ヘタの切り口が緑色でしっかりしているきゅうりを選びましょう。
もっとも、これらの見分け方は他の野菜にも適用できます。たとえば、人参を選ぶとき、どのようなポイントを重視していますか?新鮮な人参を選ぶコツを知りたい方は、こちらの記事(外部サイト)で紹介しています。
まとめ
1. きゅうりのイボの有無は、主に品種によるものです。
2. 新鮮なきゅうりを選ぶ際には、色、硬さ、つるをチェックします。
3. イボの有無は、きゅうりの新鮮さを示すものではありません。
鮮度の良いきゅうりを手に入れたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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