Yahoo!ニュース

ここは凄い。48種のナチュラルワインが飲み比べ!? 出来たばかりの渋谷のワインスポット。

KOZE(こぜ)ワインマニアワイン初心者向け情報ライター

※お酒は20歳になってから

こんな角打ち欲しかった

ワインは好きなら一度は考えるのが、少量ずつ色んな銘柄を飲み比べたい。今回は東京・渋谷に出来たばかりの「ナチュラルワインの角打ちスポット」をご紹介します。

ナチュラルワインが48種!?まさに大人の秘密基地

2024年9月10日にオープンしたばかり。渋谷駅から徒歩8分程度。そこにひっそりとオープンしたのが、こちらのお店。店舗名は「VS(ブイエス)」。

ワインショップであるVIRTUS(ウィルトス)と京都SUBAがタッグを組み、1Fと2Fで同居するというコンセプトのお店。2Fに位置するワインショップの VSウィルトスというお店は、48種ものナチュラルワインが、セルフ式のサーバーで自由に飲み比べられる、というスポットです。

なお、ベンチ風の簡易席はあるものの、テーブル等はなく、スタンディングに近い形で楽しむスポットになっています。

1杯550円で、専用コインを買おう

ズラリとワインが入った抽出サーバーは、専用コインを入れ、ボタンを押すとワインが出てきます。セルフ式でお客さんが各々好きなワインを注いで良い、という形式です。専用コインは1枚550円(税込)。欲しい枚数を店員さんに伝えて、コインと交換します。お会計はキャッシュレスである点に注意です。

あとは好きなペースで楽しもう。

後はご自身の好きなペースで楽しましょう。ラベルで選ぶも良し、店員さんのイチオシを聞くのも良し。好きに楽しむことができます。

抽出量は、レア度に応じる

1杯550円のワインの抽出量は、ワインの上代価格であったり、レア度に応じます。

抽出量は、25ml、40ml、50mlの三段階。一般的なレストラン等のグラスワインが100~120ml/杯でありますから、一番多い50mlだと「およそ半分量」となります。しっかり飲みたいならば50mlに設定されたワインを選ぶのがポイントです。

時には、マニアも唸る銘柄が。

この日はオーストラリアのルーシーマルゴーなども投入
この日はオーストラリアのルーシーマルゴーなども投入

ワインはきめられた銘柄を常設するわけではなく、無くなり次第入れ替えとなります。25ml/杯に設定されてる銘柄は、ナチュラルワイン好きならあこがれる銘柄が予告なしに投入されるので注目です。

なお、投入されたワインは、Instagram等のお店の公式SNSのストーリーズで公開されることもあります。ワインに詳しい方は25mlコーナーを中心に。そうでない方は40ml、50mlを飲み比べると楽しめるはずです。

なお、ワインを抽出する際に、空気を噛むような(極端に泡が混ざるような)ことが生じたら、それはワインがなくなった証拠です。セルフ式ゆえ、どうしてもこの現象は避けられないのか、そのような事態に直面したら、遠慮せず店員さんに声をかけてみましょう。

日本のナチュラルワインも。

近年注目を浴びる日本のワインについても積極的に投入がされています。これら日本産のものは、位置を固めて配置されています。

ワインショップが併設。

こちらのお店を運営する「ウィルトス」は、外苑前と自由が丘にもお店を構えており、元々ナチュラルワインに特化したワインショップとしてワインマニアに知られています。渋谷のこちらのお店でも、もちろんワインの購入が可能。渋谷という好立地で、意外とナチュラルワイン専門というのは見かけないもので、ワイン好きなら抑えておきたいところです。

気軽にフラッと寄ってみたい

唯一の難点は、コンクリート打ちっぱなしの淡白すぎる建物である事。1Fにはスタンディングの蕎麦屋さんが共同で運営されており、おしゃれな感じはありません。あまり気合を入れず、おひとりでの訪問や、お仕事帰りにフラッと寄ってみることをおすすめします。

店舗情報

VS(ブイエス) ウィルトス

東京都渋谷区渋谷1-15-8 宮益ONビル2階

※1FはVS SUBAというお蕎麦屋さんが入っています。列は無視して2Fに上がりましょう。

営業時間:12:00~23:00

ワインスペースは6名ほどのスペース

Instagram:https://www.instagram.com/virtuswine_vs/?hl=ja

ワイン初心者向け情報ライター

日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート有資格。インスタ3.3万人、Twitter2万人、スレッズ1.4万人、Youtubeワインチャンネル1万人。ワインのSNSで総フォロワー6万人強は日本トップクラス。ワインの飲み手を増やしたい、というモチベーションとともに、ワインがわからない方向けの初心者向けナビゲート記事を執筆。3千円以下のワインの啓発。南アフリカ産、スペイン産のワインを愛する。

KOZE(こぜ)ワインマニアの最近の記事