名古屋定番土産の春限定!ほんのりピンクの「さくらきよめ」は和三盆入りのさくら餡が優雅な甘み
ご当地グルメ、ご当地スイーツ、ご当地土産…春の旅行計画はいかがでしょうか?飛行機や新幹線などで遠方まで足を伸ばす方、近場の魅力を再発見したいという方、はたまたお留守番組という方もいらっしゃるかと思います。
旅行の醍醐味のひとつといえば、お土産。珍しいものを、誰にももらったことがないものなど、希少価値で選ぼうとすると意外と候補が多く迷ってしまうということも。
愛知県名古屋市の観光名所のひとつ、熱田神宮の前に本店を構える「きよめ餅総本家」さん。立派な門構えの本家は熱田神宮の春敲門(東門)方面にあります。
今回は春限定、きよめ餅総本家さんの「さくらきよめ」をご紹介。
通常のきよめ餅はやや青みを帯びた澄んだ絹肌が印象的ですが、さくらは柔らかな薄紅色の餅肌。そうそう、春の和菓子特有の薄紅色はなんだか心がうきうきしますね。
きよめ餅特有の滑らかな肌と、指先が沈んでいくような繊細かつ柔らかな質感にそわそわしてしまうのは私だけでしょうか。卵白とお砂糖、餅粉が織り成す職人技は賜物ですね。
中餡は白餡に桜の葉の塩漬けをミンチにしてあわせたものなのですが、一般的な白餡と比べるとほのかに茶色がかっているような気がしませんか?実は、和三盆糖を白餡に取り入れているのです。そのため、よりまろやかで上品な口当たりとなり、桜の葉の優雅な香り立ちが最後の余韻に至るまでしっかりと感じられるような気がします。
5個入りですが、気が付いたら2つめに手を伸ばしていた…なんてことも。お日保ちも翌日ではなく、販売店にもよりますが公式サイトでは製造日より6日となっております。
また、求肥の伸びの良さによりひとくち口に含んだ際には糯米の旨味から徐々にあんこの甘味へと変化していく過程もぜひゆっくりと楽しんでみてくださいね。
こちらは本店や熱田神宮前の売店などだけではなく、JR名古屋駅でも販売があるとのこと。定番は都内でも時折購入することができますが、季節限定品は意外とお目にかかれないことも。公式SNSでは、毎年桜が散る頃(4月下旬)まで販売されているとのことですので、名古屋への旅行の際にはぜひ春の香りと共に旅行のお土産話をお持ち帰りしてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
柳谷ナオ
<きよめ餅総本家・本家>
公式サイト(外部リンク)
愛知県名古屋市熱田区神宮3-7-21
052-681-616
18時30分~18時
年中無休