博多の有名豚骨ラーメン店が手掛けた漆黒の博多中華そば《朝9時から2時間限定の“塩中華そば”も登場!》
福岡を代表する豚骨ラーメン専門店の一つで元祖泡系として有名な「博多一幸舎」は創業20周年を迎え、国内外に約50店舗を擁する押しも押されもせぬ、一大ラーメンチェーン店。その「博多一幸舎」の創業者がプロデュースし、昨年(2023年)の9月に開業。2年目がスタートしたばかりの新しいラーメンブランド〈博多中華そば 幸ノ助〉。豚骨王国として知られる福岡の地で、博多中華そばという新ジャンルの一杯に挑んでいる。
近隣にはオフィスや新旧のマンション、専門学校、ありとあらゆる飲食店等が入り混じる雑多なエリアであり、地元の人々はもちろんのこと、観光や出張で訪れた方にも、ボリュームがあり、ホッと安心できる博多の「中華そば」を提供中。地元・博多の新たなラーメンの提案とともに、なんとも懐かしさのある一杯に仕上がっている。
福岡・博多発の地元素材にこだわった一杯
インパクトある漆黒の醤油スープ。その「醤油タレ」には、地元福岡で創業120年を超える老舗の醤油蔵元「ヤマタカ醤油」で作られた「熟成醗酵醤油」が使われていて、さらに店内でも独自の熟成方法をもちい、じっくりと時間をかけて旨みを抽出して完成させた逸品になっている。
ベースには豚と鶏ガラでとったあっさりとしながらも旨みたっぷりのスープ。そのスープに「醤油タレ」を合わせることで、深みのある芳醇な味わいに昇華させつつ後味はスッキリとした絶品のスープに仕上がっている。合わせる麺は、福岡で不動の人気を誇る製麺所「製麺屋慶史」謹製。中細のストレート麺は濃厚な醤油の味にも負けない相性抜群の旨みを纏い、スープとも馴染んでモチモチとした食感を楽しめる。
朝9時から2時間限定の“塩中華そば”を提供
以前の営業開始時間は11時。それが3ヵ月ほど前から朝9時に変更。さらに9時から11時までの2時間限定で「塩中華そば」の提供を開始した。そんな話を聞きつけ、今回朝ラーメンをいただきに訪れてみた。到着は9時を10分ほど過ぎた時間。早い時間なのでのんびりとした雰囲気ではあるものの店内にはすでにご旅行で訪れた感じの先客が多数。
券売機の選択は「塩中華そば」のつもりがメニュー表記の中には見当たらず(券売機の)その上に乗せられたPOPをよく見ると、購入方法の説明が記載されていた。その手順にしたがって、まずは「中華そば800円」の食券を購入し、最奥にあるカウンター席の端に腰を下ろし、食券をスタッフの方へ手渡しながら『塩中華そばで!』と伝えるシステムになっていたので、その通りにした行動。
待つこと少々で配膳された一杯は、フラッグシップ麺である漆黒の中華そばとは真逆の、透明感のあるクリアなスープ。具材は一転〈幸ノ助〉らしさがあふれる豪快さで大きめな肉感のあるチャーシュー3枚に多めのメンマとネギ、味玉子半個というたっぷりの具材。
合わせる中細のストレート麺はスープとの相性もよく、しっかりと馴染んだ感じでモチモチとした食感も楽しめる、朝早い時間でも違和感なくいただける逸品に仕上がっていて、大変美味しくいただきました。
最寄りの駅は福岡の玄関口の「博多駅」。博多口から歩いて10分ほどの立地で、2023年の春に新設された福岡市営地下鉄七隈線の「櫛田神社前駅」からも同じくらいの距離感になり以前は同グループの「幸ちゃんラーメン博多本店」があった場所。(※幸ちゃんラーメン博多本店はすぐそばに移転し営業中です)ぜひ機会がありましたらお立ち寄りください。
博多中華そば 幸ノ助
住所 :福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目18-1[地図]
営業時間:09時00分~25時00分(月〜土)
:09時00分~21時00分(日曜日)
定休日 :なし
駐車場 :専用駐車場なし、近隣有料駐車場あり
要確認 :博多中華そば 幸ノ助(※インスタグラム)