体調がいまいち…そんなときは介護食食べてみませんか?
厳しい寒さで体調を崩している人、多いのではないでしょうか。特に介護をしている人、寒さと疲れで体調を崩していませんか。体調が優れないときに献立を考えるのは正直、とてもしんどいですよね。そんな時は介護食を食べている人と同じものを食べてみませんか?
介護食は、基本的に「やわらかいもの」が中心です。
「硬さ」や「なめらかさ、飲み込みやすさ」を考えて作るので、体調が悪いときには実はピッタリニーズが合うのです。その理由は
・消化吸収がよく、体調が優れない時でも食べやすい
・飲み込みやすいようになっているので、のど越しがよく食べやすい
また、普段の食事を介護食と他の家族と分けて用意している人はいつもより多く作って、体調が悪い人が食べれば良いので手間が省けます。
もちろん、体調が悪いので脂っこいものはNGです。消化に時間がかかり、吐き気や胃酸の逆流にも繋がりますので控えましょう。
例えば、卵豆腐はそのまま出せるのでとても便利です。豆腐も湯豆腐にしたり、白菜、ネギ、豆腐で鍋仕立てにしてポン酢や醤油で食べるのも体が温まります。たまごを使った料理やはんぺんも消化がよく柔らかいのでおすすめです。
ごはんも、いつもより水分を多く入れて炊くと消化にも良いです。また、うどんも煮込むと柔らかくなり飲み込みやすくなります。
また、プリンやゼリーなどものど越しがよくエネルギーも取れるので食欲がないけど薬を飲まなくては…という時はこれらのものを食べるだけでも胃への負担は違います。
体調が悪くなるのは仕方のないことです。介護をしている方は疲れも体調悪化に繋がります。「自分を責めず」に、少しでも体調にあったものを食べて回復させましょう。
※食べる方の「かむ力」「飲み込む力」には個人差があります。少しでも不安がある場合は、かかりつけの医師や訪問看護さん、ケアマネージャーさんなど気軽にご相談してくださいね。また、持病をお持ちの方、たんぱく質、脂質制限など食事制限をされている方も、かかりつけの医師や訪問看護さん等医療関係者にご相談してくださいね。