人生に疲れた人へ。シュバイツァーの名言「人生には心の避難所が2つある…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はアルベルト・シュバイツァーの名言をご紹介します。アルベルト・シュバイツァー(1875~1965年)はアルザス人の神学者・哲学者・医師で、1952年にはノーベル平和賞を受賞しています。
今回は人生に疲れた人に届けたいアルベルト・シュバイツァーの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に疲れた人へ。シュバイツァーの名言「人生には心の避難所が2つある…」英語&和訳(偉人の言葉)
「人生には心の避難所が二つある。音楽と猫である」
アルベルト・シュバイツァー(アルザス人の神学者・哲学者・医師)
全ての命を大切に、全ての出会いを大切に。
私の母は猫が好きなのですね。野良猫を見ると放っておけないのですよね。すぐに餌をやって家の中に入れてしまう。今までに10匹以上飼ってきたのですよね。
私も猫は好きなのですが、母ほどではないのですよね。猫はお金がかかりますよね。病気になって獣医に行けば軽く1万円は超えてしまう。「もったいないな」と思うこともあるのですよね。猫にそんなにお金を掛けるなんてと。
全ての命を大切に
仏教には輪廻転生の考えがありますよね。人は生まれ変わるという。
動物が人間に生まれ変わることもあるそうなのですね。動物として徳を積む、善行を重ねる。それによって人間として生まれ変わることができるのだと。
では、人間になったらその先はないのかというと、そうではなくて「解脱」。解脱というのは輪廻転生のサイクルからの解放を表すと。
この世は修行の場なのだと。何度も生まれ変わり、修行を重ね、「もうこれ以上は生まれ変わる必要はありません」というところまで魂を向上させられると、その先にあるのが「解脱」。輪廻転生からの解放。
そこに到達することを目指して、人は何度も生まれ変わる。この世で修行を重ねる。
動物を飼うということは、その魂が人間になるお手伝いをするということなのだと。母がしていたこと、それも悪いことではなかったのだなと。
猫を飼っていると成長を感じることがあるのですよね。人間の子供が次第に大人に成長していくように、人に慣れて、猫の心が成長していくのを感じることがある。
動物の命、人間の命、全ての命を大切に。全ての出会いを大切に。
人生に疲れた人へ。「動物」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はアルベルト・シュバイツァーの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『アルベルト・シュバイツァーの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、アルベルト・シュバイツァーの名言を4句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「動物」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「動物」に関する世界の偉人たちの名言を17句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「動物」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「動物に残酷な者は人に対しても優しさがなくなる。動物をどう扱うかで人の心が分かるのだ」
イマヌエル・カント(ドイツの哲学者)
「犬にほえられる度に立ち止まって石を投げていたら、いつまでたっても目的地にはたどり着かない」
ウィンストン・チャーチル(イギリスの元首相)
「一頭の羊が率いるライオンの群れは怖くない。私が恐れるのは、一頭のライオンが率いる羊の群れだ」
アレクサンドロス大王(欧州・アジア・アフリカにまたがる帝国を築いた人物)
お読みいただき、ありがとうございました!