【台風10号】気象庁合同会見情報&防災士おすすめの『気象庁サイト』で最新情報を取得しよう!
昨日投稿した【台風10号28日の進路予想】は、一夜明けると大きく予想が変わっていてビックリです!
そして、強い台風10号が接近していることから、本日26日13時半から気象庁と国土交通省の合同会見が行われました。
今回は、会見情報を分かりやすくまとめてお伝えすると共に、防災士としておすすめの「気象庁サイト」をご紹介します。
この「気象庁サイト」をブックマークしておけば、台風だけでなくあらゆる災害の正確な最新情報を得られて防災に役立ちます!
現段階では「上陸」との明言を避けつつも厳重注意と発表!
複数の記者から「現在の予想進路では、日本のどこかに上陸するとの把握でよいか?」との質問が続きましたが、気象庁では「予報円が大きく進路の予想が大変難しくなっているので、上陸について触れるのは現状難しい」との回答でした。
そして今後の最新情報を確認しつつ、厳重に注意して欲しいとも伝えています。
気象庁と国土交通省の会見での注意事項のまとめ!
会見では気象庁と国土交通省から、注意事項が伝えられました。ここではポイントをまとめましたので、参考にしてください。
気象庁の注意事項
- 台風は非常に強い勢力で接近する恐れがある
- 大雨、浸水、土砂災害など、あらゆる被害に厳重な注意が必要
- 今後発表となる台風情報や各種の注意報、警報をしっかり把握
- 市町村からの避難情報にも強く留意しておくこと
- 台風が接近する前に最新の情報を活用し、十分な備えをして欲しい
国土交通省の注意事項
- 今のうちにハザードマップなどの確認にて事前の準備が必要
- 災害リスクを把握し、避難場所や避難ルートの確認をしておく
- 停電や断水などに対応する備蓄品を確認し、準備を万全にしておく
- 計画運休や道路の通行止めなど、各事業者の情報をしっかり確認
- 避難行動は雨風が強くなる前に早めに行うこと
台風10号はノロノロと進行!予想が非常に難しいため最新情報の取得が重要
この画像は会見で使われていた台風10号の進路予想図ですが、予報円がまだ大きいため、気象庁では確定した情報を出すことは難しいと何度も伝えていました。
今後の台風の勢力や動きによって状況が大きく異なってくるため、常に最新の情報に注意して欲しいとのこと!
そこで、次から防災士がおすすめする「気象庁サイト」を紹介します。
防災士おすすめ「気象庁サイト」を紹介!
天気予報については「天気予報の自由化」によって、民間企業であるウェザーニュースが独自のシステムで「より正確な予報」を提供しています。
当然、防災士である筆者のスマホにも、ウェザーニュースアプリはダウンロード済みです。
ただし、台風が接近または上陸した際の、大雨・暴風・波浪・高潮などの注意報や警報は、気象庁からしか発表されません。
そのため、今回のような台風によるさまざまな情報をいち早く取得するには「気象庁サイト」がおすすめとなります。
ここからは、気象庁サイトへのアクセスや地域の設定、内容について紹介します。
1.以下をタップすると「気象庁サイト」にアクセス可能!
気象庁サイトは、以下のリンクからアクセスできます。
『気象庁サイトはここからアクセス!』
2.気象庁サイトメニューから「防災情報」をタップ
気象庁サイトにアクセスすると、スマホでは以下のようなメニュー画面が表示されます。
今回は、さまざまな情報を一発で見たいので「防災情報」をタップします。
3.まずは自宅の地域を設定しよう!
すると「あなたの街の防災情報」ページになり、ページトップにて自宅地域の設定をします。
画面は筆者が既に「兵庫県姫路市」に設定していますが『あなたの街を変更する』をタップすると、スマホのGPS機能で簡単に地域の設定が完了します。
- GPSから取得するをタップ
- すると右側に「現在地」が表示される
- 「現在地」をタップすれば設定が完了
4.現在発表中の防災情報が分かる
このページでは、現在発表中の防災情報がリアルタイムに確認可能。
本稿を執筆している26日17時では、姫路市に次のような情報が発表されています。
- 熱中症警戒アラート
- 雷注意報
- 大雨レベル1
- 高潮レベル1
また、「詳しく見る」をタップすると、現在発表されている注意報や警報の詳細な情報が確認できます。
5.台風情報も分かる!
筆者がもっとも推しなのが、このページにて気象庁が発表する『最新の台風情報』が分かる点です!
「詳しく見る」をタップすれば、次のように気象庁の「台風情報」ページにアクセスして、より詳細な情報を取得できます。
「詳しく見る」をタップすれば、気象庁の台風情報にアクセスします。
台風の予想進路の中心線を表示させて拡大すると、県単位で台風がどこをとおる予想家が分かります。
さらに拡大すると、市町村単位で台風の進路が分かるため、自宅がどのような影響を受けるかイメージが容易になり、災害対策に役立ちます。
ただし、市町村名は表示されないため地図で確認しないといけません。
この画面サイズまで拡大すれば、筆者の住む姫路市に台風が通過する可能性が高いことが分かります。
6.雨雲レーダーも確認可能
台風情報の次には雨雲の動きも確認でき、ここではメニューをタップすると「雨雲・雷・竜巻」の各情報画面に切り替え可能です。
以下は、兵庫県周辺の雨雲の動きです。画面はズームアップ&ズームアウトが可能。さらに「詳しく見る」をタップすると気象庁のナウキャスト(雨雲レーダー)にアクセスできます。
以下は雷の発生状況の画面です。ここで「詳しく見る」をタップしても、ナウキャスト(雷活動)にアクセスできます。
7.週間天気予報も見られる
雨雲の動きの次は、週間天気予報も見ることができます。横スクロールで1週間分の天気を確認可能。「詳しく見る」をタップすれば、各日の詳細な天気情報も確認できます。
8.アメダスや地震情報も掲載
最後にアメダスや地震情報までも掲載しているため、ほとんどの気象情報をこの1ページで確認できる、優れた防災アイテムに仕上がっています。
アメダスでは「家島・姫路・福崎・一宮・上郡」の項目をタップすると、各項目の地域の1時間単位の詳しい情報が確認可能。
さらに「詳しく見る」をタップすれば、アメダスの地図情報にアクセスできるため面倒がなくとても便利です。
地震情報も「詳しく見る」をタップで、震源や震度の広がりを表示する地図情報に切り替わります。
最新のさまざま気象情報を、1ページで取得できる便利な防災アイテム!
気象庁サイトがあれば、台風の最新情報をいつでも素早く取得できます。本日の気象庁と国土交通省の合同会見でも、最近の台風情報を確認して早期の防災行動が重要と伝えられました。
防災士である筆者が使っている「気象庁サイト」を使うと、1つのページでさまざまな注意報や警報の確認や、あらゆる気象情報の取得が可能なのでおすすめです。
既に活用している方もいるはずですが、まだの方はこの際にぜひ利用することをおすすめします。
アプリではないので、ブックマークしておくと便利ですよ!