福津市で人気のイベント「ふくつの鯛茶づけフェア」は、今年で13回目になります。

5月17日（水）～6月25日（日）の開催期間中は、市内の飲食店がオリジナルの「鯛茶づけ」で腕を競い、来る人を楽しませるのです。

そのフェアに「漁師めし　来進（らいしん）」が協賛しています。

メディアで紹介されることも多く、そのおいしさには定評があり、ぜひ味わいたいと娘を伴い行ってきました。

◇来進の外観はわかりやすい

JR福間駅から福間海岸の方向に歩いて20分「漁師めし　来進」があります。

「来進」の外観は、はっきりとしたオレンジ色でわかりやすく、店名の書かれた店頭幕が目印です。

鮮度の良さをあらわす表明文のように、店には大きな張り紙が出ていました。

ここ「来進」は漁師のご主人が、吾智網漁（ごちあみりょう）で漁獲した福間の天然真鯛を使って、奥さんが漁師めしを提供する店として営まれています。

ご夫婦の、とれたての魚しか使わないという、鮮度にこだわった思いが伝わります。

近くに駐車場も準備されていて、家族連れで行くのも安心です。

◇イートインは予約が必要

店内にはカウンター席が5席ありイートインが可能です。

また屋外にも4か所テーブル席が用意されているので、ゆっくりと料理を楽しめます。

ただ、席が限られているので予約が必要です。

この日も予約をして伺いました。

◇食べ比べ丼を2セット

鯛茶漬けが目当てで来ましたが、ランチメニューに「食べ比べ丼」とあり、人気のようです。

せっかくなので、こちらをチョイスすることに！

娘が鯛茶漬け＋ユッケ丼を頼みました。

わたしは限定メニューの「コウイカ丼（5月末まで）」をプラスしていただきました。

ユッケ丼は彩りがきれいで、思わずのぞき込んでしまいます。

限定品のコウイカ丼は真っ白い身に、卵黄が鮮やかです。

わさびと醤油をたらして口に入れると、コウイカの甘味が上品で、うまみが口いっぱいに広がります。

もう来年まで味わえないと思うと、いっそう噛みしめてじっくりと味わいました。

お目当ての鯛茶漬けです。

最初は出しをかけずに、魚のうま味を感じながらゆっくりといただきます。

ご飯の上にのった新鮮な天然真鯛の漬けは弾力があり、いいコンビネーションで味を出します。

そのあとは鯛の頭と骨を使ってとったという、オリジナルの出しをかけて茶漬けにするのですが、鯛もさることながらだしがおいしい！

スルスルと口に運んで、だし一滴も残すことなく完食しました。

◇惣菜も色々

テイクアウトメニューも色々あって、家でも楽しめます。

店内には惣菜や鯛の切り身も販売されていて、持ち帰りに便利です。

ランチの後は、夕飯の一品として買ってかえるのもいいかも知れません。

「漁師めし　来進」では、予算に応じて料理をたのめるので、来客用やパーティーなどの際に助かります。

鯛茶づけフェアは6月下旬までですが、漁師めしを食べに、気軽にいつでも立ち寄りたいそんなお店でした。