【倉敷市】1/16~20限定!倉敷市内の文化観光施設の無料公開イベントに行ってみた
倉敷市内の12の文化観光施設が無料公開されるイベントが開催されています。「気になってはいるけれど行ったことないな」「また行こうかな」そんな方におすすめです。さっそく筆者も初日に足を運びました。
平日5日間限定、倉敷市内の文化観光施設が無料公開に
無料公開期間は1月16日(月)~20日(金)までの5日間。このチャンスを逃すのはもったいないですよ。
▼対象施設
このうち12の施設のうち、3つに足を運びました。
実際に訪れました
初日の16日に、実際に訪れた施設を3つ紹介します。
UKIYO-E KURASHIKI/国芳館
阿智神社のふもとにあるUKIYO-E KURASHIKI/国芳館は、歌川国芳(うたがわ くによし)の浮世絵を展示しています。歌川国芳(1797~1861年)は江戸時代末期を代表する浮世絵師です。
旅館を改装したという、迷路のような建物内にさまざまな浮世絵が。筋骨隆々の武士が戦う、歴史上の戦や牛若丸を描いたものがありました。妖怪を描いたものもあります。
どれも色彩豊かで細かい描写です。柵がないので、ぐっと作品に近寄って観ることができました。
日本郷土玩具館
1967年に開館した日本郷土玩具館。米倉を改装した建物です。敷地内には、有料の「博物館」の他、ショップやカフェなどが併設しています。日本全国の郷土玩具を展示する「博物館」の展示数は約10,000点も。
壁いっぱいに展示されたお面や小指の爪ほどの小さな人形、いろんな表情の桃太郎など。玩具なので、かわいらしさがあるものばかりです。天井を覆うように展示された凧を観て「子どもの頃に飛ばしていたなぁ。懐かしい」と言っているお客さんがいました。
▼ショップのものは現代的ですが、博物館にはこのような人形もあります。
きび美ミュージアム
「吉備と出会う 吉備に恋をする」をコンセプトとしたミュージアムです。1階の「刀陶(とうとう)の間」は吉備の国の焼き物を中心とした展示。古墳時代の円筒埴輪や桃山時代の片口茶碗や水指(みずさし:茶道具の一種)などがありました。
2階は2つのエリアに分かれています。「翰墨(かんぼく)の間」では企画展が開かれていました。岡山にゆかりのある松阪帰庵(まつさかきあん)と清水比庵(しみずひあん)の書画の展示です。
※企画展は4月11日(火)まで
▼「有彩(ゆうさい)の間」は撮影OKでした。寺松国太郎らの絵画が展示されています。
ミュージアムの外は竹林庭園があるので、散策してもいいですね。
この機会に訪れませんか?
訪れた3つの施設には、初めて足を踏みいれました。筆者は倉敷市在住なので距離的にいつでも行けるのですが、なんとなく訪れていませんでした。きっと筆者と同じように、なんとなく行ったことがない方が多いのでしょう。初日の16日は多くの方が施設に来館していました。気になった方はこの機会を逃すのはもったいないですよ。訪れてみてはいかがでしょうか。
<詳細情報>
倉敷市内の文化観光施設無料公開
住所 :岡山県倉敷市
電話 :086-426-3411(倉敷市観光課)
期間 :2023年1月16日(月)~20日(金)
URL :HP