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【世界の言語パワーランキング・ベスト3】そして日本語は、どのくらいの位置にあるのか?

原田ゆきひろ歴史・文化ライター

世界中に星の数ほど存在する、様々な言語。

その言葉は、はたして世界でどれくらい影響力があるのか。

もし語れると、話すことのできる人口の数は。

あるいは論文やネット情報の掲載など、どのくらい発信力を持っているのか。

上記のようなさまざまな項目を順位づけし、その総合力をランク付けしたものを、ご紹介します。

あなたの思い浮かべる言語は、はたしてランクインしているでしょうか?

〇世界言語パワーランキング・第3位【フランス語】

ボンソワール!マドモアゼール!

西ヨーロッパの大国フランス。

本国のみならず、ヨーロッパや、かつて領有していたアフリカ諸国など、約29カ国で話され、その総人口は2億人を超えます。

国際的な発信力といった面でも評価が高く、またフランスはファッションやブランドなど、世界的に憧れの集まる、文化の中心地でもあります。

これらを考えたとき、世界3位というランクも、納得が行く順位と言えそうですね。

〇世界言語パワーランキング・第2位【中国語】

言わずと知れた、世界1の人口をほこる大国。

また国外においても、約1億人ほどに話されており、この世界中で通じる総人口を考えたとき、軽く10億人を超えてくるという、圧倒的な人数をほこります。

独特の発音がネイティブ以外には、むずかしい・・という特徴もあるのですが。

近年は経済において、その存在感を増し続けています。

そのため将来の国際ビジネスを視野に入れた時、学ぶ価値が高いと評価されています。

・・なお、ひとくちに中国語と言っても、地域ごとに様々な方言があります。

そのあまりの違いは、おなじ中国人同士であっても、まったく通じないほどです。

しかし中心となる北京語は、中国のほぼ全てで通じる標準語の位置づけとなっています。

このランキングも、この北京語を指して評価をされています。

〇世界言語パワーランキング・第1位【英語】

文句なし。

すべての指標において、2位以下を圧倒的に引き離して、堂々の世界1位にランクインしています。

国際的な発信力はもちろん、第2言語で話す国の人口も加えたとき、約15億人と、中国語をも上回ります。

さらに未来、2050年のランキング予想でも1位と、まだまだ将来にわたって、トップ言語に君臨すると見られています。

なにか外国語を学んでみたい、けれども特定の目標は無い・・というときには、まずは英語がおススメという形になりそうです。

ビジネス、インターネット、旅行、コミュニケーション・・あらゆる面で、頭一つぬけている、まさに王者の言語となっています。

〇その他【ベスト8入り言語】

さて、ここで・・ベスト3以下はどうなっているのか、これも気になる点ではないでしょうか。

4位 スペイン語 5位 アラビア語 6位 ロシア語

7位 ドイツ語 そして8位には、日本語がランクインしています。

日本語は、本国以外でほとんど話されていないのが、苦しい点です。

しかし世界経済における位置づけ指標では4位。

発信力においても6位と、先頭集団より少し後につける形で、総合8位と一定の存在感を、保持しています。

・・ちなみに太平洋のミクロネシア地方に、パラオという国があるのですが。

そこの“アンガウル州”という地域では、日本語が公用語として定められています。

いぜん日本が統治していた時代の名残りですが、もし機会があれば、一度訪れてみたい気になりますね。

さて、 ここまで、言語パワーランキングについて、お伝えしました。

あなたの好きな言語は、ランクインしていたでしょうか?

もちろん総合的なパワーがあるかということは、価値基準の1つでしか、ありません。

その表現や響きや、興味深さ。

またはシンプルに、その国に行ってみたい!という動機など。

触れたり学んだりする理由は、それぞれにあると思います。

ぜひ、あなたも機会があれば、様々な言語に触れてみて下さい。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

※本記事のソースは、世界の統計調査データをあつかうプラットフォーム・Statista(スタティスタ)のものを、引用させて頂いています。

歴史・文化ライター

■東京都在住■文化・歴史ライター/取材記者■社会福祉士■古今東西のあらゆる人・モノ・コトを読み解き、分かりやすい表現で書き綴る。趣味は環境音や、世界中の音楽データを集めて聴くこと。■著書『アマゾン川が教えてくれた人生を面白く過ごすための10の人生観』

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