河本結、我慢のゴルフも最後に崩れて39位タイに後退。最終日は世界ランキング5位のダニエル・カンと同組
女子ゴルフのメジャー大会『ANAインスピレーション』の3日目が、4月3日(日本時間4日)に行われ、前日まで通算4アンダーの12位タイだった河本結は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75で回り、通算1アンダーで39位タイに後退してしまった。
2番パー5でバーディを奪い、通算5アンダーで目標に掲げるトップ10入りを期待させた河本だが、4番パー5でボギーを叩いてしまった。
後半は11番パー5でこの日2つ目のバーディーを奪うも、続く12番パー4がボギーでスコアを通算4アンダーに戻してしまう。
「耐える日だと思っていたんですが……」と我慢のゴルフを続けてチャンスを待ったが、終盤の16番パー4でティーショットと2打目がラフにつかまりボギー。17番パー3ではバンカーからの2打目を寄せられずにダブルボギーで崩れてしまった。
「16番はティーショットと風読みのミス。17番は自分の実力不足でバンカーから寄せきれなかった。やってはいけないミスをしてしまった」
ティーショットが不安定だった河本は、「もうちょっとチャンスを作れるように、ティーショットからきっちりフェアウエーに打っていかないといけないと反省しているので、明日はもうちょっと頑張りたい」と最終日への課題を口にした。
午後12時45分スタートだったこの日は風にも悩まされたが、「たぶん明日はスタート時間が早くなると思う。風も少し穏やかな時間にできると思うので、スコアを伸ばして終わりたい」と巻き返しを誓った。
最終日は10時05分スタートで、世界ランキング5位のダニエル・カンと同組になった。米ツアーではメジャー大会(2017年の全米女子プロ選手権)1勝を含む、通算5勝を上げているカンとのラウンドは、河本にとって大きな刺激となるはずだ。