【京都市】右京区・太秦にある『天塚古墳』ミステリー
天塚古墳
『天塚古墳』は、京都市右京区太秦松本町にある古墳地下鉄・太秦天神川駅から徒歩10分以内の住宅街に、突如あらわれる古墳です。
「高津商会」からは徒歩20分ほどですが、キネマストリートを抜け川沿いに進むと小さな神社のほこらなどもあり、ワクワク感が増してきます。
まさか、こんな住宅街に?と半信半疑ながら歩くと、小径の奥に鳥居が見え出します。
この瞬間に歴史ミステリー好きはドキドキ感が増してきます。
数ある古墳の中でも位の高い人物の墓と考えられる前方後円墳で、6世紀初頭(古墳時代後半)にできたものと言われています。
全長は約71メートル、死者を埋葬するトンネル上の横穴式石室が二つあります。
最初の調査が行われた明治20年には、銅鏡、鉄剣、馬具、玉類、須恵器などの副商品、そして埴輪などが出てきました。
古墳には、白清稲荷大神の祭壇もありました。
住宅街に突如あらわれた、謎の古墳、そして、畑に囲まれたなんとものどかな場所にミステリーは隠されてます。
古代の歴史ミステリー好きにはたまらない古墳です!
(今の季節、蚊には気をつけましょう)
天塚古墳
所在地: 〒616-8116 京都府京都市右京区太秦松本町18
出土品: 副葬品多数・円筒埴輪片