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ボートに乗らずに岸からワカサギが釣れる 初心者でも出来るワカサギ投げサビキの釣り方とコツ

健啖隊ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

岸からリール竿を使ってワカサギを釣る方法とそのコツを初心者でも分かるよう詳しく紹介していきます。

・使う道具など

使う釣り竿は3m前後の細くて軽いリール竿がベストです。
あまりにも短い竿は使うワカサギ用の仕掛けがある程度の長さがあるためキャスト(仕掛けを投げる)のがやりづらくなります。

3m前後の細身で軽いリール竿
3m前後の細身で軽いリール竿

リールは1000番から3000番くらいの小型のスピニングリールが使いやすくベストです。

小型のスピニングリール
小型のスピニングリール

それほど遠投する訳ではないので道糸は50mも巻いておけば良いでしょう。
道糸は細くて伸縮が少ない0.8号前後のPEがベストですが、ナイロンの2号〜3号でも大丈夫です。
ワカサギは小さい魚ゆえに仕掛けも細くて軽いため、太い道糸はワカサギ投げサビキ釣りには向いていません。
例えば安価なリールに最初から巻いて販売されているような道糸は、太くて硬いのでワカサギ投げサビキ釣りには使えませんので、別途道糸を購入して巻き替えるのが良いでしょう。

細い道糸を50mほど巻いておく
細い道糸を50mほど巻いておく

使う仕掛けはワカサギ専用の胴付き仕掛けですが、一点だけ注意する事は、オモリを付けて投げますので幹糸の太い仕掛けを選ぶ事です。
幹糸の太さは仕掛けに記載されています。
最低でも幹糸の太さ0.8号以上の仕掛けを選びましょう。
種類は少ないですが、投げて釣る専用のワカサギ仕掛けも販売されています。
これらの仕掛けなら幹糸は2号前後とかなり太めなので投げた時に切れる心配はありません。

幹糸が太い仕掛けを選ぶ
幹糸が太い仕掛けを選ぶ

仕掛けに付けるオモリは2号〜3号のナス型オモリを用意します。
オモリの号数はオモリ本体に刻印されています。
重くとも6号までにしておきます。
これより重いと投げる時に仕掛けが切れてしまう場合がありますし、逆に軽すぎると仕掛けが飛びません。

オモリはナス型の2号から3号
オモリはナス型の2号から3号

・使う餌について

餌はワカサギ用として市販されているサシ(ハエの幼虫)や赤虫(ユスリカの幼虫)などの虫エサが釣果的にはベストですが、べにゆき等の商品名で疑似餌も販売されていますので虫エサが苦手な方はこれらを使うと良いでしょう。

餌はサシ(ハエの幼虫)が安価で釣果も上がる
餌はサシ(ハエの幼虫)が安価で釣果も上がる

例えば餌にサシを使う場合にはサシの尻の部分をチョン掛けします。
疑似餌の場合でもサシと同じ要領で小さく切ってチョン掛けします。

サシは尻の部分をチョン掛けする
サシは尻の部分をチョン掛けする

全ての針に餌を付けた方が釣果が上がります。
仕掛けによっては針にバケやフラッシャーが付いていて餌が要らないタイプの物もあるが、そのような仕掛けでも餌を付けたほうが釣果は上がります。

・釣り方のコツ

餌を付けたら準備完了、投げサビキ釣りの開始です。
まずは仕掛けを投げ込みます。

全ての針に餌は付けたほうが良い
全ての針に餌は付けたほうが良い

投げる時のコツは仕掛けが長く針数が多いので絡まないように釣り竿をゆっくりと振って投げることです。
初心者ほど釣り竿を強く振ってしまいがちですが、竿を強く振ると仕掛けが切れたり絡まったり、また狙い通りの場所に投げ込めなかったりします。
今回の投げサビキ釣りのように仕掛けを投げ込んで釣る釣りでは、遠くに投げることよりも狙い通りの場所に投げ込めることがとても大切になります。
最初は近くでも良いのでいつも同じ場所に投げ込めるように心がけて釣る、これが投げサビキ釣り上達の最大のコツです。

遠くまで投げる必要はありません
遠くまで投げる必要はありません

仕掛けを投げたらオモリが着底するのを待ちます。
オモリの着底は道糸を見ていればわかります。
道糸が引き出されている時はオモリは沈下中です。
道糸の出が止まったら着底した証拠です。

仕掛けを投げたらオモリが着底するのを待つ
仕掛けを投げたらオモリが着底するのを待つ

オモリが着底したらリールを少し巻いて道糸のたるみを取ります。
オモリは水底に付いている状態で道糸が張っている状態を作ります。
ワカサギ投げサビキ釣りでは魚が釣れたか否かは道糸から伝わってくる針に掛かった魚の動きで確認します。
よって常に道糸はピンと張っている必要があります。

オモリが着底したら直ぐに道糸のたるみを取って張る
オモリが着底したら直ぐに道糸のたるみを取って張る

道糸のたるみが取れてピンと張れたら、仕掛けをほんの少し動かして、針に付けた餌が水中を漂う水生昆虫のように見える動きを与えます。
ワカサギは水底付近に群れを作って泳いでいますので、このワカサギ達に餌をアピールします。
竿先をほんの少し煽ってオモリが水底からチョコンと離れる程度の動きを与えるだけで良いです。

竿先をほんの少しだけ煽って仕掛けに動きを与える
竿先をほんの少しだけ煽って仕掛けに動きを与える

大きく煽りすぎると仕掛けが水中を大きく飛び跳ねる状態になってしまいワカサギ達が餌を食べる事ができません。
竿先を小さく小刻みに煽る、これがコツです。
竿先を煽ると、オモリがほんの少しですが自分の方に来て道糸がたるむ筈です。

竿先を煽ると道糸が少しだけたるむ
竿先を煽ると道糸が少しだけたるむ

竿先を煽って道糸がたるんだら、たるんだ分だけリールを巻いて道糸を張ります。

道糸がたるんだ分だけリールを巻いて道糸を張る
道糸がたるんだ分だけリールを巻いて道糸を張る

常に道糸は張った状態にしておかなければワカサギが針に掛かったのが確認できません。
道糸は常に張っておく、これがコツです。
道糸がピンと張られていると針に掛かった魚の動きはプルプルっとした小さな感触ですが道糸→竿先→手元と伝わってきます。

魚が掛かったらアワセの動作は行わずにリールをゆっくりと巻く
魚が掛かったらアワセの動作は行わずにリールをゆっくりと巻く

魚が掛かった感触を感じたらアワセ(魚を針に確実に掛ける為に行う竿を強く煽る動作)は行わずにリールをゆっくりと巻きます。
アワセを行わない理由は、ワカサギは口の周囲が弱いのでアワセを入れると口切れして針から外れてしまうからです。

魚が掛かったらゆっくりとリールを巻く
魚が掛かったらゆっくりとリールを巻く

リールの巻き方をゆっくり行うのも口切れ防止のためです。
アワセ入れずにゆっくり巻いて寄せる、これが掛けたワカサギを取り込む時のコツです。

コツさえ掴めば岸からでもワカサギは釣れる
コツさえ掴めば岸からでもワカサギは釣れる

ワカサギ投げサビキ釣りはコツさえ掴めば初心者でも簡単に出来る釣りです。
しかもボートに乗らなくても岸から釣れるのでお手軽な釣り方です。
機会があれば是非とも挑戦してみて下さい。

最後までご覧頂きありがとうございます!!

この記事は動画でもご視聴頂けます。動画の方が動きがある分、竿の操作など分かりやすいかと思いますが、動画では餌の付け方のシーンでは生きた虫エサが映っています。虫が苦手な方はご視聴の際にはご注意下さい。

ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

「身近な場所でアウトドア・レジャーを満喫」が健啖隊のメインテーマ。ここでは様々なアウトドアシーンで知っていると役に立つ知識や情報を紹介します。特に魚釣りと釣った魚の調理・山野草・キノコは得意分野です。健啖隊の動画チャンネルでは釣ったブラックバスを料理して食べる動画はギネス級にたくさん公開しています。紹介した料理の数も一般的なソテーやフライから刺身やクサヤ干物まで汎ゆる料理を網羅しています。一度、健啖隊の動画チャンネルをご覧になれば必ずやビックリすると思います。尚、ブラックバスをどう捌けば美味しく食べられるかの要点は健啖隊が実践して見出した方法がウィキペディアでも掲載される程に認知されています。

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