【胃を全摘するとどうなる?】-胃切除後症候群について分かりやすく解説!-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「胃を全摘するとどうなるのか?」
解説していきます。
結論
結論からいうと、
胃は生命に不可欠な臓器ではないので、
全摘しても生命に問題はありません。
しかし注意点はあるので、
もう少し詳しくみていきましょう。
胃の構造と働き
胃は、
食道と腸(十二指腸)を繋ぐ袋状の器官です。
胃の最大の役割は、食べたものを
一時的に蓄え、少しずつ腸に送ることです。
その他には以下の働きがあります。
- 胃酸による殺菌
- 鉄のイオン化
- タンパク質の消化
- ビタミンB12の吸収促進など…
胃の切除と後遺症
冒頭でもお話ししたように、
胃を全摘しても生命に問題はありません。
しかし「食べ物の蓄え」ができないので、
一度の食事の量は、制限が必要となり、
↓
食後には腹痛・下痢・吐き気・めまい
動悸などの症状が現れることがあります。
さらに、鉄やビタミンB12の吸収が低下し
「貧血」が起こることもあります。
※貧血については(こちら)の記事をご覧ください
また、胃で分泌される「胃液」は、
強酸性の液体で「殺菌作用」があります。
しかし、胃の切除をすると、
食べたものが殺菌・消毒されず、
「食中毒」をリスクがあります。
最後に
このように、胃を全摘しても、
生命には問題ないが、全摘による症状や、
食事の制限が必要になることがあります。
切除の理由となる、胃がんについては
(こちら)の記事で、解説しております。
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最後まで、
ご覧いただきありがとうございました!
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【おがちゃん先生について】
・ウィルワン整体スクール卒
(現リエイチ整体アカデミー)
・インスタグラムフォロワー1万人超
・bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
・東京都麹町半蔵門にて整体活動中