【貧血の原因】なぜ貧血が起こる?-貧血の分類による原因を分かりやすく解説!-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「貧血」について解説していきます。
貧血とは?
貧血は、酸素を運ぶ赤血球が減少し、
全身の組織が「酸素不足」になる状態です。
皮膚が蒼白(青白く)となったり、
ふらつき・めまいなどの症状がみられます。
酸素は、赤血球内のヘモグロビンと
結合して全身に運ばれます。
なので…「赤血球が減少」または
「ヘモグロビンが減少」すると貧血が起きます。
ただし、一言で「貧血」といっても
いくつか種類があります。
①鉄欠乏性貧血
鉄が欠乏したことで起こる貧血です。
↓
鉄が欠乏することにより、
ヘモグロビンの合成が減少し、貧血が起きます。
一般的にみられる貧血としても、
もっとも代表的なのは「鉄欠乏性貧血」でしょう。
②巨赤芽球性貧血
ビタミンB12や葉酸の不足により生じる貧血。
DNAの合成が傷害され、
細胞分裂が遅れて、赤血球が不足した状態。
昔は原因が分からず治療法もなかったため、
「悪性貧血」とよばれましたが、現在は、
ビタミン補充療法により、治療可能となりました
③溶血性貧血
赤血球の破壊が亢進して起こる貧血です。
原因は、生まれつきの異常(先天性)・
自己免疫疾患・薬剤・マラリア・
または長時間の運動などが原因となります。
④再生不良性貧血
赤血球は、骨髄(骨)の
造血幹細胞でつくられます。
その中で放射線・薬剤・ウイルス・または
原因不明によって造血幹細胞が障害され、
赤血球の産生が減少し、貧血が起きます。
これが再生不良性貧血です。
造血幹細胞では、赤血球以外にも、
白血球や血小板も減少します。
最後に
一般的に代表的なのは、
鉄欠乏性貧血は女性に多くみられます。
↓
これは月経・出産・妊娠・授乳などで、
鉄を失いやすいという理由から、
「女性」に起こりやすいです。
ただし、ここまで説明したように
「貧血」といっても様々なので、不安がある
場合には、医療機関への受診をおすすめします。
では、今回はここまでです。
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最後まで、
ご覧いただきありがとうございました!
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【おがちゃん先生について】
・ウィルワン整体スクール卒
(現リエイチ整体アカデミー)
・インスタグラムフォロワー1万人超
・bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
・東京都麹町半蔵門にて整体活動中