皆さま、こんにちは。

カレー好きの人は注目です。

写真を見ていただければ、ボリュームの凄さがわかろうというもの。ただ、野菜が多く、カレーのルーもあっさりしているので、充分に食べられますよ。

今回訪ねたのは、阪急中津駅から徒歩で３分ほど、中津商店街内にあるネパール料理専門店「月と太陽」です。

店内は隠れ家的レストランの雰囲気で、席数は25席です。

店主はネパールの方ですが、ここはインド人やネパール人も来られますが、日本人が圧倒的に多いそうです。

オープンは2018年7月。

なんといっても、おすすめはカレーです。

月と太陽のダルバート、タルカリ10種1380円（ランチ価格）

カレーは各種ありますが、ランチで人気なのはセットの「月と太陽のダルバート」です。

ダルは豆スープ、バートはご飯。タルカリとはネパール語でおかずという意味です。

値段はタルカリ（野菜中心のおかず）10種類1380円、５種類880円となっています。

う～ん。どっちがいいか。

10種類は量的に重いかと思いましたが、「野菜が多いので、女性の方でもしっかり食べられますよ」（店主）とのこと。

なら10種類を。

ドリンクはミルクチャイ400円（アイス）を注文しました。

間もなく料理がテーブルに。

おおっ、見ると、かなりボリューミー。ご飯もたっぷりですね。周りを彩る野菜類はなるほど10種類、ど～んと一皿に盛りつけられています。

副菜はすべて手作り、丁寧な味付けでウマい！

副菜のアチャール＆タルカリの豪華な組み合わせに目を奪われます。

アチャール（漬物）とは現地でも常備菜と言われ、食卓にあるもの。

玉ねぎ、大根、人参、キュウリが並び、日本と同じ野菜があるんですね。

タルカリ（おかず）は、ジャガイモ、豆２種類、インゲン、カボチャ、ほうれん草、魚といった感じか。

すべて丁寧に作ってあって感心しますね。

店主から簡単な説明もありました。

チャトニはダルの右横にあります。

なるほど。では、いただきましょう。

一品一品を味わうように食べました。ネパールの漬物は日本と違うのか。これが日本の漬物とおおむね変わらず、バクバクいけますね。

辛みが弱く食べやすいのです。

おかずの味も素晴らしくて旨味満点。深みのある味わいで、やたらとご飯がもりもりが進みます。

カレーのチキンは骨付きですが、ネパールは骨付きを食べるそうで、柔らかく味もホロホロ状態、ことのほかおいしいです。

ネパールカレーはナンではなくご飯でいただく

また、ご飯が極めて特徴的。バスマティライス（インド米）で、すごく細長いんですね。

ナンを付けて食べるインドカレーに対し、ネパールはご飯で、ナンはなし。ルーもスープのようにあっさりしていますよ。

最大の特徴は辛くないことでしょう。

基本的に唐辛子は入っておらず、現地でもカレーは最初は辛くないらしい。もっとも、辛いのが好きな人は自分で味付けをし、同店でも唐辛子などの入ったオリジナルのスパイス（薬味）があります。

味のハーモニーが楽しめ、栄養バランスの取れた料理と言えるでしょうか。

最後には何も残らず、すべて満喫！完食！

至福のランチのひととき。カレーとご飯のおいしい関係に納得でした。

さらにもうひとつ名物料理を。

日本初だという国産の水牛が食べられるのです。ネパールでは牛は神様としてとらえられ決して食しませんが、水牛は別で、食用となっています。日本では水牛を食べる文化はないけど、同店では水牛のホルモン焼き880円など、各種水牛料理が味わえますよ。

いや～旨かった。店主も親切だし、再訪したいですね。

ご馳走さまでした。

店舗情報