震度5弱の揺れを観測した函館市内 ガソリンスタンドに車列 午後3時に市内16カ所に避難所開設
最大震度6強を観測した北海道。函館市では震度5弱の揺れに見舞われ、現在も停電が続く。市内に住む男性から8bitNewsに映像が届きました。撮影時間は今日の午前11時40分。市内を走る八幡通りの車載映像です。
男性によりますと、ガソリンスタンドには車の列ができ、店員の男性が一台、一台に声をかけて回っていました。給油量の制限などを呼びかけているとみられます。
道路の信号は灯りが消えているところがほとんど。一方で、通り沿いの建物への被害は見られなかったということです。現在気温が25度を超えていて、少し蒸し暑いとも話していました。
また、ドラッグストアの中には午後になって会社の指示で閉店を決めた店もあったということです。
函館市役所によりますと、この後午後3時より、停電などに伴う避難所が市内16箇所で開設されます。市は「避難の際は、できるだけ身の周りの必要なものや食料等の非常持ち出し品をご準備ください」と呼びかける一方で、家にいる場合も不要不急の外出を避け、余震に備えて屋内の家具など倒れやすいものから離れて、身の安全を確保するようホームページなどを通じて呼びかけを続けています。
午後3時より函館市内で開設される避難所は下記の通りです。
【開設避難所(16か所)】青柳小学校、港中学校、千代ヶ岱小学校、湯川小学校、上湯川小学校、旭岡中学校、東小学校、中の沢小学校、北昭和小学校、中央小学校、南本通小学校、潮光中学校、戸井支所、恵山コミュニティセンター、南茅部総合センター、椴法華総合センター