夏のピーマン、室温保存はNG!冷蔵庫で長持ちさせる保存方法!元スーパーの店員が解説
夏の食卓に欠かせない野菜、ピーマン。色鮮やかで栄養も豊富、さまざまな料理に使える便利な野菜ですね。しかし、夏場の保存には少し注意が必要です。夏にピーマンをおいしく保存するためのポイントを知っていますか?元スーパーの青果担当者だった「ぱるとよ」が、夏場のピーマン保存の問題点とおすすめの保存方法について解説します。
夏場のピーマン保存の問題点
1. 室温での保存
夏場でもピーマンはスーパーや青果店の野菜売り場で室温で販売されています。そのため、室温で保存してもいいのではと思う方も多いかもしれません。しかし、それはNGです。特に夏場は冬場に比べて室温が高くなり、早く傷む原因になります。冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
2. そのまま冷蔵庫で保存
袋に入ったピーマンをそのまま保存するのも、夏場はやめたほうがピーマンが長持ちします。買い物してから帰ってくる間は、冬場に比べて夏場は外気温が高いですよね。冷蔵庫の温度は冬場も夏場もほぼ同じ!
その結果、冬場に比べて夏場は冷蔵庫内との温度差があり、ピーマンの入った袋の内側が結露することがあります。ピーマンは水滴に触れると、触れないときより傷みやすくなります。
おすすめの保存方法
では、夏場のピーマンをどう保存すればよいのでしょうか?
・キッチンペーパーで包む:ピーマンをキッチンペーパーで包んでから食品用保存袋に入れ、冷蔵庫で保存します。キッチンペーパーは湿度を調節し、ピーマンが適度に湿って新鮮さを保ちます。
・1〜2日ごとの交換:キッチンペーパーは湿った状態が続くと効果がなくなるため、1〜2日ごとに交換することがポイント。取り替えないとカビが発生する原因にもなります。
ピーマンの他の豆知識としては、包丁を使わずに、ピーマンのタネ・ヘタを取り除く裏ワザがあります。知っていると料理が少しラクになりますよ。こちらの記事(外部サイト)で詳しく解説しています。
・包丁を使わない!素早くキレイにピーマンの”タネ・ヘタ”を取る方法
まとめ
- 室温での保存は夏場は避け、冷蔵庫での保存がおすすめ。
- 冷蔵庫で保存する際は、袋から取り出してキッチンペーパーで包んで、食品用保存袋に入れる。
夏場のピーマン保存は少し気をつけるだけで、長持ちし、おいしく食べることができます。上記の方法を試して、新鮮なピーマンを楽しんでくださいね!
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