おねしょが多い子には共通点があった!子どものおねしょに悩む親に試してほしい3つのことを保育士が解説
こんにちは!ぽん先生です。
「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、子育てや育児に関する情報の発信を行っている保育士です。
今回は頂いたご質問はこちら。
Q:5歳の息子はおねしょが多くて困っています。どうしたら良いでしょうか?
子どものおねしょが続いてしまうと、シーツを洗わないといけないだけでなく、「またか・・・」と精神的な負担にもなってしまいますよね。
私たち親に何か少しでもできることはないのでしょうか?
今回はこちらの解決方法についてご紹介していきたいと思います。
おねしょしやすい子の共通点とは?
実は、おねしょが多い子にはいくつかの共通点があります。
ここでは4つご紹介していきましょう。
1 親が声をかけ過ぎている
子どもたちがおねしょをしてしまう原因の1つに、ストレスが考えられます。
特に何度も失敗を繰り返してしまった子は「大丈夫かな?」「また失敗したらどうしよう・・・」と心配になってしまうもの。
そんな時に「念のためもう1回トイレに行っておいたら?」「本当に大丈夫なの!?」と必要以上に口を出してしまうと、子どもは余計に心配になってしまいます。
実は気にしないことが意外にも大切です。
不安な気持ちが強いままだと、それだけでおねしょに繋がってしまうため、過度に気にしてしまう子に対しては、「気にしなくて良いよ」などと深刻にならないようにしてあげると良いでしょう。
2 日中に水分をとらない
日中に水分をとらない子は、夕方や寝る前に水分をたくさん摂ってしまう傾向があります。
これもおねしょの原因となってしまうため、日中にしっかりと水分補給をしておくことで、寝る前に水分を摂り過ぎてしまうことを防げるでしょう。
3 便秘
腸に便が溜まっていると、膀胱が圧迫されてしまい、おねしょの原因になる可能性があると言われています。
もし便秘の症状がある場合には、そちらの治療を先に考えてみると良いでしょう。
4 体が発達していない
最も大切なポイントとして、体の発達の問題があります。
例えば、大人と違って子どもは尿意で起きることが難しいとされています。
また、大人と違って寝ている間にもおしっこがたくさん作られてしまうのは、体が十分に発達していないためです。
特にこれらは個人差が大きいため、オムツを使ってその時を気長に待つのも1つの方法だと言えるでしょう。
病院で相談しても大丈夫!
一般的に、5歳を過ぎてもおねしょが続いていると、夜尿症の可能性があると言われています。
※夜尿症:5歳以上で1ヶ月に1回以上の頻度で、夜間睡眠中のおねしょが3ヶ月以上続くもの。
実はこの夜尿症ですが、なんと10歳程度で5%から10パーセントの子どもたちに見られる症状だとされているのです。
こうやって見ると、意外と多く感じませんか?
5歳以上でおねしょが続いてしまう場合は、まずは病院で一度相談してみると良いかもしれません。
トイレトレーニングや子どものおもらし、おねしょは子どもも親も精神的な負担になりやすいもの。
少しでも参考にしていただければ幸いです。
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