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【iPhone手帳術】手帳にはないiPhoneのメリットの1つは毎年買い換えなくていいことなんですよ

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 iPhoneを手帳(スケジュール管理ツール)として使う。

 だとしたら、iPhoneを買い換える必要はないかも。

 こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家・歌手の舘神龍彦(たてがみたつひこ)です。

 今回は、iPhoneを手帳として使うことについていろいろ考えてみたいと思います。

iPhoneを手帳として使うメリットとは?

 iPhoneが、紙の手帳と比較して優れている点はいくつもあります。

 たとえば、予定の数分前にアラームが教えてくれる。これは音や光などいくつもの設定ができます。

 予定の繰り返し入力もかんたんです。

 さらに、URLや住所を入力できます。これらはクリッカブルで、カレンダーアプリから当該の予定を開けば、Webサイトや地図を参照できます。

予定の入力がいろいろな意味でかんたん

 クラウド対応も大きなメリットです。標準のカレンダーアプリを、Googleカレンダーと連携設定すれば、パソコンのGoogleカレンダーと完全に連携します。

 つまりGoogleカレンダーの機能がほぼそのまま使えるわけです。

 一例を挙げれば、他者とのスケジュールの共有がパソコンからかんたんに設定できます。むろんGoogleカレンダーなので、Windowsパソコンからも利用できます。

 念のために言えば、iPhoneのカレンダーアプリに入力したものは、Googleカレンダーにも反映されます。

 そしてiPhoneのアプリから共有ボタンで共有した予定もカレンダーアプリ、Googleカレンダーの両方に反映されるわけです。

 これは手帳には絶対できない。

 また、これもみなさんご存じだと思いますが。サードパーティー製のカレンダーアプリをiPhoneのカレンダーと連携させることもできます。

買い換えなくて済むのもメリット

 そして、今回のこの記事で一番言いたいのはこれです。

 iPhoneはカレンダーがアプリとして内蔵されている。

 そして、アプリである以上、上に上げたようなメリットを享受しつつ、なにも考えることなく来年もつかえるわけです。

 これは大きなメリットです。

 手間がない。

 そして買い換えの出費もない。

 

 もちろん、最近のiPhoneは本体価格が10万円前後になっています。

 ともあれ、決済もできたり、電車にも乗れたり、SNSやニュースなど、もう枚挙に暇がない機能があることは、登場以降のこの十数年でユーザーの皆さんが実感しているところでもあると思います。であるのなら、たとえば3年程度使うなら1年で33333円。これはむしろ安いのではないかと。

 なので、iPhoneは手帳として使う限り買い換えなくてもいいわけです。

 無論、本体が古くなると、iOSのアップデートに対応できなかったり、周辺機器が対応していないことがあります。一例を挙げればQi充電への対応は、iPhone8以降の機種です。

 買い換えの理由はいろいろありますよね。たとえばバッテリー。たとえばカメラの新機能。たとえばAI機能etc.

 ともあれ、カレンダーアプリのみについて考えるのなら、iPhoneは買い換えなくてもいいのかもしれません。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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