元家政婦が教える「フローリングワイパーのNG」5選!せっかくなら効果を最大限に引き出そう
使いたいときにサッと使えるフローリングワイパーは、便利な掃除道具ですよね。掃除機のような音はしないため、早朝や深夜でも気にせず使えるのもいいところです。しかし、フローリングワイパーで何気なくやっていることが、じつは本来の効果を半減させていた! という場合もありますよ。今回は、元家政婦の筆者が、フローリングワイパーを使う上でのNG行為をご紹介します。
1.いきなりウエットシートを使うのはNG
ウエットタイプのシートの方が、通常のシートより汚れが取れやすい気がしますよね。しかし、いきなりウエットシートを使うのはNG行為なんです。棚などを掃除する際、ホコリがある状態で水拭きをしても、ホコリが伸びるだけで思ったほどキレイにならなかった経験はありませんか?
ホコリの上をウエットシートで拭いても、濡れたホコリを広げるだけなのです。掃除の順番としては、から拭きをしてホコリを取ってから、水拭きをするのが正解。まずは、ドライシートでホコリを取り、それからウエットシートを使うのが正解ですよ。普段の掃除なら、ドライシートだけでも十分にキレイになります。
2.フローリングの溝を無視するのはNG
フローリングで一番汚れが溜まるのは、溝の部分ですよね。この溝を無視してワイパーを滑らせると、汚れが取れません。溝に沿って動かしていくようにしましょう。
3.いったりきたりさせるのはNG
ワイパーという名前だから、前後左右にギザギザといったりきたりさせながら、ワイパー状に動かしたくなりますが、これもダメ。
フローリングワイパーは、一方方向に一筆書きのように動かしましょう。進行方向は常に同じ向きにします。なぜなら、ヘッドを前後に動かすと、あつめたホコリをまた置いてきてしまうことになってしまうから。ヘッドは一定の向きで動かしホコリをあつめ、最後にそのホコリを掃除機で吸うなどして捨てるのが正解です。
4.「シートの裏も使う」本当はNG
使い捨てシートの片面しか使わないのはもったいないと感じてしまいますよね。裏返して反対側も使っている人も多いかもしれません。しかし、これも本当はNG行為。シートを裏返す際に、せっかく取れたゴミが舞い上がって床にふたたび落ちてしまいます。また、汚れの面がワイパー側につき、ヘッドが汚れてしまうことにも。
そして、本当は使う面とされていない裏面は、表面ほど汚れが取れないため、本来の効果が得られません。シートの裏を使うのは、推奨されない行為です。とはいえ、なんとなくもったいなくて、裏面でその辺を拭いたり、ちょっと値段の高いシートなどは、それをわかった上で使うくらいならいいのかな? と個人的には思っています。
5.かけるタイミングを気にしないのはNG
いつでも気軽に使えるフローリングワイパーだから、気が向いたときに使っている人も多いかもしれません。悪いわけではないのですが、そうすると、「掃除したばかりなのに、すぐホコリがたまる」なんて感じることにも。効率よくホコリを取るには、かけるタイミングが大切です。空気中のホコリが床に落ち切っているタイミングの、朝や帰宅後にフローリングワイパーを使うのがおすすめですよ。※詳しくは、私のサイトの記事「床掃除をラクに!お掃除ワイパーは『かけるタイミング』が大切!掃除機の回数を減らせる」もご覧ください(外部サイトです)。
効果的に使って床掃除をラクにしよう!
「わざわざ掃除機を出して床掃除…」と思うとちょっとハードルが高いですが、フローリングワイパーなら、もっと気楽に使えますよね。さらに、効果的に使えれば、掃除の回数を今までより減らすことも可能です。フローリングワイパーのNGに気をつけて、床掃除をラクにしていきましょう。
※掲載当時の情報です。現在とは異なる場合があります。
※個人の経験、見解を含みます。
おすすめのフローリングワイパーについては、私のサイトの記事「今から新しく買うならコレ!プロ主婦が新生活におすすめしたい掃除アイテム」をご覧ください(外部サイトです)。スマホからご覧のかたは、プロフィールからフォローしていただくと、最新記事の見逃しがなくおすすめです。いつも記事を読んでいただき、ありがとうございます。