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エースが抑えて主軸が一発 トゥサンが連敗を5で止めて4位に再浮上<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ヤン・ウィジ(写真:トゥサンベアーズ)

7日のKBOリーグは全5試合が行われた。

4位KTウィズと、KTを0.5ゲーム差で追うトゥサンベアーズの対戦はトゥサンが12-2で大勝。トゥサンは連敗を5で止めた。

トゥサンは1回表、3番ヤン・ウィジがセンターバックスクリーンの右に16号先制ソロホームラン。トゥサンは3回以降得点を重ね、ヤン・ウィジの初回の一発が決勝打となった。この日のヤン・ウィジは4打数2安打4打点の活躍を見せた。

またトゥサンは8回に4番キム・ジェファンも26号ソロを放ち、主軸の揃い踏みとなった。

投げてはエースのクァク・ピンがKT打線を6回4安打1失点に抑え、今季12勝目(9敗)を挙げた。

トゥサンはこの日の勝利でKTと入れ替わって4位に復帰。65勝65敗2分けとなって勝率を5割に戻した。その他の順位では首位KIAタイガースがキウムヒーローズに勝利し1位確定マジックを7に減らしている。

映像:ヤン・ウィジのホームラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇9月7日(土)の結果

・LG 9 - 3 ハンファ(チャムシル)

 勝:エンス

 敗:イ サンギュ

・KT 2 - 12 トゥサン(スウォン)

 勝:クァク ピン

 敗:クエバス

・サムスン 1 - 9 NC(テグ)

 勝:ヨキッシュ

 敗:ペク チョンヒョン

・KIA 6 - 2 キウム(クァンジュ)

 勝:スタウト

 敗:キム インボム

・ロッテ 1 - 1 SSG(プサン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「全5球場で満員」

この日はチャムシル(2万3750人)、スウォン(1万8700人)、テグ(2万4000人)、クァンジュ(2万500人)、プサン(2万2758人)の5球場すべてが満員札止め。計10万9708人の観客が集まった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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