旅行専門家の1択 大ボリュームの格安肉系駅弁とは?
関東圏のエモ静ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな!(記事一覧)です。
旅行のシーズンに入ってきましたが、いつも悩まされるのが高額化した駅弁。1500円以上の駅弁も当たり前になっており、4人なら6000円以上かかります。
だからと言って、食べ盛りの子どもや若者には、サンドイッチという訳にもいきません。
そこでおすすめしたいのが、「信州名物 山賊焼き弁当」(1080円)。パッケージではあまり大ボリュームを強調していませんが、開ければ分かる、大きな平板のチキンカツが4枚!
小淵沢駅の駅弁ですが、東京駅(駅弁屋祭)、上野駅、新宿駅、甲府駅、茅野駅でも購入できます。(2023年4月現在)
ご飯が、すべて隠れるほどです!
東京駅で手に入る肉系の駅弁のなかで、年に40泊は旅行取材をしている筆者が選ぶ3強は、「いわて黒豚とんかつ弁当」「チキン弁当」「信州名物・山賊焼弁当」です。それぞれに、次のような特徴があります。
- 「いわて黒豚とんかつ弁当」(1150円) …肉質系。肉は少ないが質が良い。
- 「チキン弁当」(900円) …衣系。量は普通も、片栗粉タイプの衣が絶品
- 「信州名物・山賊焼弁当」(1080円) …バランス型。ボリュームがあり、肉・衣のバランスが良い。
「信州名物・山賊焼弁当」は、値段から考えれば、かなりバランスの取れた駅弁です。
ボリュームとお値段から考えても、肉質は最上級とまでは言えませんが、鳥皮や脂のような部位は感じられず、クセがなく、良心的です。
余りに安いため整形肉かとも思いましたが、そうではないとのこと(失礼しました)。鶏肉を手作業でカットし、衣も混ぜ物なしの片栗粉のみだそうです(製造元による)。
山賊焼きは、松本や塩尻の飲食店でよく出される、ご当地グルメです。
山賊焼きとは、日本の鶏肉料理の一種で、長野県中信地方を発祥とする、ご当地グルメです。鶏もも肉に下味をつけてカラッと揚げたものです。山賊焼きの名前の由来は、昔、山賊が鶏を盗んで揚げて食べたという伝説にちなんでいると言われています。
【東京駅・駅弁】安くておいしいランキング2023!「祭」とグランスタで全実食(とらべるじゃーな!)