【八王子市】週末のお花見がまだできる!電車やバスでのアクセスも良好、見どころが多い「片倉城跡公園」
「花散らしの雨もあり、今週末のお花見は厳しいかも」とお悩みでしたら、おすすめなのが「片倉城跡公園」です。こちらの写真は、4月12日(金)の午後3時ごろに撮影したもの。見ごろは少し過ぎましたが、まだまだ盛りと言っていいでしょう。アクセスも良く、見どころも多くてお出かけにぴったりですよ。
片倉城の城跡と周辺の自然を守るために作られたこちらの公園。JR片倉駅からも、京王線の京王片倉駅からも徒歩5~6分と非常にアクセスが良く、住宅地の中に突然、広大な公園が現れたような印象を受けます。
とはいえ、さすがは「城跡公園」。片倉城の「二の丸」があったあたりに広場が作られ、広場周辺の空堀などに城跡の遺構を見ることができます。
駅から近いですが、駐車場も完備。22台が停められます。利用時間は9:00~17:00で、手前には車いす専用スペースや、妊娠中の方などが優先で停められるところもあります。
公園に入ってすぐの左手に広がるのがこちらの池。近づいてよく見てみると…
仲の良さそうな2羽のカルガモ!
これらの野鳥を目にすることができるそうです。池には大きな亀やきれいな鯉も済んでいますよ。
池の手前にはトイレがあり、「だれでもトイレ」にはおむつ替えスペースも。
この写真の奥に、この季節ならではのある物の姿が見えるでしょうか。近づいてみると…
空を優雅に泳ぐ、立派なこいのぼりです。公園隣の幼保連携型認定こども園「由井さゆり学園」さんの園庭で揚げられています。
その手前には、公園の湿地も。
生息する植物の説明も見ることができます。
公園の中に戻って先を進むと、こんな案内板が。「二の丸広場」「住吉神社」「水車小屋」「菖蒲田」…。これだけでも、公園の広さがうかがえます。
こちらは二の丸広場へ向かう道。ちょっとした登山気分が味わえますよ。
こちらは住吉神社へ続く道。こちらにも数十段の石段があり、いい運動になります。
神社のいわれです。1851年(嘉永4年)に川幡元右衛門泰言とその門人が、「数学の実力がつきますように」と祈願して算額を奉納したとのこと。お参りしたら、数学の力がアップするかも!
こちらは菖蒲田。5月下旬からの見ごろには、こちらもぜひご覧ください。
奥に美しい桜が見えてきましたね。
そして、水車小屋。清流が流れ、勢いよく回っているのを見ることができます。
水車小屋の周りにも、つつじなどの野の花が美しく咲いています。水車の音を聞きながら花々を眺めていると、それだけで癒されるような気がします。
さあ、いよいよ桜が咲く芝生広場へ!レジャーシートを敷いて、ゆっくり眺めるのもいいですね。徒歩7~8分ほどのところに、スーパーマーケット「FOOD ONE」がありますので、食べ物などの買い出しも容易です。
圧巻なのはこちらのしだれ桜。木の根元まで近づけるところは、少ないかもしれません。公園管理者によれば、近隣には毎年ここで記念撮影をするという方も少なくないのだとか。
桜だけではなく、カタクリ・サクラ・ヤマブキソウ・菖蒲などの花々が次々と移り替わりながら咲くほか、野鳥やホタルなども見られます。一年を通じて楽しめるこちらの公園、徒歩10分以内のところには温泉や「片倉つどいの森公園」も(過去記事はこちら)。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
片倉城跡公園情報
八王子市片倉町2475番
JR片倉駅徒歩5分、京王片倉駅徒歩6分
公式サイト