「陵南公園」はその名のとおり多摩御陵の南に位置し、南浅川のほとりにある開放感いっぱいの公園です。2面ある野球場はアマチュアチームの試合などに利用されています。

大きな特徴の一つが、園内を流れる川。清流は初夏から秋口にかけて、水遊びする人々が見られます。小さな魚や水生生物もいるので、虫かごや網を持参して遊ぶのも楽しそう。

監視員の方はいないので、遊ぶ時は大人の監督の下、安全性に十分気を付けてくださいね。流れが急に速くなるところもあるので、小さい子には注意が必要です。

冬になると景色が一変。野鳥が飛来する姿を見ることができます。こちらの画像は2022年12月に撮影したもの。右奥に飛来した白い野鳥が見えると思います。手前左はクマの帽子をかぶった子どもです。

真冬になると、水が干上がることも。広い川底を歩く経験は貴重なので、一度行ってみると楽しいですよ。

春の連休と夏には「じゃぶじゃぶ池」が開放されます。池の底にある石が大きめなので、サンダルを履いて入る子が多いです。

南浅川を渡って東にある分園には児童遊園も。広々としていて遊具も多彩なので、幼児から小学校高学年まで、幅広く遊べます。

4月27日(土)には、たくさんの絵本が図書館から飛び出して陵南公園にやってくる「パークライブラリー」も開催されます。「水辺の緑のなかで、ゆったりと読書の世界を楽しむ」というねらいだとのことで、水辺の芝生エリアで開かれます。絵本の読み聞かせやハンモック、プレーパークもあり、「パークマルシェ」コーナーには地元のキッチンカーが出店するそう。プレーパークについての過去記事はこちらです。

駐車場がやや狭いのですが、土日などには第二駐車場も開放されることもあります。楽しみ方が多彩なこちらの公園、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。