オートバイのあれこれ『セクシーだと思うバイク選手権』
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/rotti/article/01669548/title-1708014719721.jpeg?exp=10800)
全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。
今宵は『セクシーだと思うバイク選手権』をテーマにお話ししようと思います。
バイク好きの殿方の皆様、レディとオートバイはなるべくセクシーなほうがイイですよね。
というわけでこれから、私が思うセクシーなバイクを不定期で紹介していきたいと思います!
◆Harley-Davidson XLCR
![▲XLCR(1977/画像引用元:Motorcycle Classics)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/rotti/article/01669548/image-1708014904916.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
選手権第1回目は、ハーレーの『XLCR』を選ばせてもらいました。
ハーレーなのに、スリムなボディワーク。
ハーレーのオートバイが元来持っているゴツさも多少見受けられますが、私としては燃料タンクからテールランプにかけてのシルエットに色気を感じます。
詳しくない人からすると、「こんなカタチのハーレーがあるんだ!」と思うかもしれませんね。
![▲ハーレーが作ったカフェレーサー(画像引用元:MCS)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/rotti/article/01669548/image-1708014956001.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
このXLCRの正体は、ハーレー製のカフェレーサーモデルです。
「XL(=スポーツスター)」の「CR(=カフェレーサー)」ですね。
70年代当時、ヨーロッパを中心に流行っていたロッカーズブームに影響され、ハーレーが作ったモデルでした。
少なくとも私にはとてもカッコよく、セクシーに思えるXLCRですが、1977年(昭和52年)のデビュー時には全く売れなかったといわれています。
やはりそのカフェレーサースタイルが、既存の(特にアメリカ国内での)ハーレーファンには受け入れてもらえなかったということでしょう。
現役時代にはセールスが奮わず、わずか3年しか生産されなかったXLCRですが、その生産数の少なさが後に希少性へとつながり、最近では日本でもプレミア価格がついているようです。
私はまだ一度も実車と出会ったことがないので、ぜひその姿を直接見てみたいものです。
![▲当時の広告(画像引用元:Road Dirt)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/rotti/article/01669548/image-1708015188693.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)