【副甲状腺とは?】~どんな働きがあるの?~
ご覧頂きありがとうございます!
おがちゃん先生です♪
今回は「副甲状腺」について
スライドを使いながら解説していきます。
副甲状腺は、甲状腺の裏にある小さな臓器です。
米粒のような形で「上皮小体」とも呼ばれています。
甲状腺の左葉と右葉の後面にそれぞれ上下2つずつ存在する!
(※まれに4つ以上存在することもある)
続いて副甲状腺の「働き」をみていきましょう。
副甲状腺はカルシウムの代謝に重要な副甲状腺ホルモン(PTH)を産生・分泌します。
副甲状腺ホルモンは以下の3つの方法で血中のカルシウム濃度を増加させます。
①破骨細胞を活性化させる
②腎臓でカルシウムの再吸収を促進する
③腎臓での活性型ビタミンDの産生を促進させる
それぞれもう少し詳しくみていきましょう!
①副甲状腺ホルモンは、破骨細胞を活性化させて、
骨からカルシウムを遊離させることで、血中のカルシウム濃度を増加させます。
これが1つ目です!上手くできてますよね♪
続いて2つ目をみていきましょう。
②副甲状腺ホルモンは、腎臓にも作用します!
具体的には腎臓の尿細管で「カルシウムの再吸収を促進」させることで、カルシウム濃度を増加させます。
そして最後にもう一つ!
③副甲状腺ホルモンは、腎臓での活性型ビタミンDの産生を促進します。
これにより小腸からカルシウムの吸収を促進して、
間接的にカルシウム濃度を増加させている。
これが副甲状腺から分泌されるホルモンの働きです。
前回の記事で紹介した【副腎】もそうですが、
体の中では小さな臓器が、大きな存在となっているんですね♪
参考になれば幸いです!
ではではっ
また次回の投稿で(@^^)/~~~
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【腎臓アウトプット】
セラピストさん向けですが、腎臓についてもまとめています!
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