【保育士の本音】ひそかにチェックしている保護者の特徴5選とコミュニケーション上手になるための方法
子育てに奮闘中の全国のママさん、今日も子育てお疲れ様です。
保育士歴19年目、ママさんの子育てがちょっと楽になる方法を発信をしているちあき先生です。
新学期がスタートしましたね!4月といえば、保護者面談や担任の先生と直接会って話すタイミングも多いと思います。先生とのまだ信頼関係ができていないこのタイミングで〝どのような姿勢でいるか?どう振る舞うか?〟は結構重要だと思います。
保育園の先生との関係性が全てではないですが、3年間お子さんによっては3年間以上も通う保育園で、良くも悪くも深い関係になっていくであろう保育園の先生との関係性によって、保育園生活が充実したものになるかどうか?を大きな比重を持っている要素になっているような気がしています。
今まで様々な保護者さんと関わってきましたが、やっぱり先生を味方につけておいた方が圧倒的に有利なことが多いと思います。子どものためにもご自分のためにも。私たち保育士も初めて会う保護者の方には知らず知らずのうちに〝良さそうな人or要注意人物かも・・〟としてチェックしている節があります。
そんな要注意人物認定されやすい人の特徴を本音でお伝えしていきます。
〝とは言っても、人とのコミュニケーション苦手なんだよね・・〟という人も心配ご無用!ここさえ気をつけてもらえば、コミュニケーションがスムーズにいきます!という簡単な方法もご紹介します。
今回の内容は、素敵な保育園生活をスタートするための先生との関係性を築くための具体的なヒントをお伝えしていきますので、どうぞ最後までご覧ください。
【保育士の本音】新学期ひそかにチェックしている保護者の特徴5選
人は様々な性格やクセを持っているもの。
みんな個性が違うからこそ、新しいアイデアや考え方に触れることができ、いい部分ではありますが、今まで様々な保護者の方と出会ってきて、保育士がひそかにチェックしている保護者の方の特徴ってあるんです。
それが以下の5つです。
特徴1、口が軽い、噂好き
特徴2、清潔感ゼロor派手すぎる服装
特徴3、過度に心配性
特徴4、ずっと園に居座るor隙あらば話したがる
特徴5、質問攻撃
順番に解説します。
特徴1、口が軽い、噂好き
保育園に入りたての保護者ではなく、在園時にお兄ちゃんお姉ちゃんがいる保護者の方の特徴になってしまいますが、
・どこのコミュニティーにも参加している
・誰とでも繋がっている
・ランチ会などを企画する
といったフレンドリーな保護者の方っていますよね。このような方が悪いわけではありません。しかし次の要素が加わるとかなり警戒されます。その要素とは〝口が軽い、噂好き〟です。
人が集まれば、情報が集まりやすいです。
〝〇〇ちゃんは習い事を週に3回もしてる〟〝〇〇くんのパパは転勤族で次はいつごろ転勤らしいよ〟〝〇〇先生はこういう先生だから気をつけた方がいい〟などなど。
このような内輪で話した会話や噂話は一人歩きで勝手に話が大きく膨らみ、真実と違う形で広がっていったりします。自分で直接聞いたこともない見たこともない話を色々な人の前で話す人や噂好きな人というのは、やはり信頼感に欠けてしまいますよね。
特徴2、清潔感ゼロor派手すぎる服装
初対面の印象は約3秒で決まるとも言われ、人への印象付けるものの定義で有名なメラビアンの法則によると、対人でのコミュニケーションにおいて決定づけるものの割合は「見た目55%、声の大きさやトーン38%、話す内容が7%」だと言われています。
結論、話す内容よりも見た目が超重要ということです。
見た目といっても〝相手を不快にさせない〟ということが大切です。
清潔感ゼロはあまりないかもしれませんが、最低限の清潔感が大切だと思います。
派手すぎる服装というのも少し考えた方がよいでしょう。
昔、担任したKくんのママさんは、転んだら絶対見えてしまう・・というほどの超ミニスカートでいつもKくんをお迎えにきていました。そのママさん自身はとってもいい人なのですが、その派手な服装のせいで先生や他の保護者から勘違いされている様子を私は側から見て〝なんだかもったいない気もするなぁ・・〟とモヤモヤした気持ちでいました。
ママさん本人がポリシーをもって、その服装を選んでいるのならもちろんいいのですが、よくない噂をたてられたり、子どもにも影響があるとリスクもあるということを頭の片隅に入れておいてもらえたらと思います。
特徴3、過度な心配性
新入と進級に関わらず、過度に心配性なタイプの保護者の方がいらっしゃいます。
〝子どもが泣いていないか、ちゃんと生活できてるか、友だちとうまくいってるか?〟など、我が子の心配ごとや気になることで頭がいっぱいーーーーーーーー!!なのは、私たち保育士も重々承知の上でお話しします。笑
過度な心配性は、逆にお子さんを不安にさせてしまうんです。
登園で泣きじゃくる子どもを保育園の門の前で不安そうにずっと見ているママさんがいます。大切な我が子が目の前で大号泣してたら、そりゃ辛いですよね。その気持ちもわかります。
〝大好きなママから初めて離れて生活をする〟という大きな階段を登ろうとしているその大切な瞬間に、ママがしなきゃいけないことは心配することではありません。お子さんを〝信頼すること〟なんです。
心配ばかりされたら、そりゃ子どもは帰りたくなります。そして、いつもいつも心配ばかりされたら子どもからしたら〝自分を信頼されていない証拠〟として受け取ってしまいます。
だから、どんなに泣いていても、登園を嫌がったとしても、子どもを信頼して、潔く、明るく元気に送り出してすぐに帰る!笑
初めは辛いかもしれませんが、絶対に笑って登園できる日がきます。その日を楽しみに子どもを信頼して笑顔で送り出しましょう。
特徴4、隙あらば話したがる
これも痛いほど気持ちは分かります。園のこと、園での我が子の様子、行事、先生のことだって興味ありますよね。しかし、これは保育士が警戒しやすい特徴の1つなんです。
話すのがイヤだというよりも、先生たちはとってもやることが多く忙しいのでのんびり話してる余裕がないことが多いんです。
その中で自分の子どもの話ばかりや、保育とは関係ない話や先生のプライベートまでどんどん質問されたりするとなると、こちらとしてもちょっと警戒してしまいます。自分のことしか考えていないその態度に警戒してしまうんですよね。
一方で、何か質問があるときは、要件をまとめて手紙にしてくたり余裕のある時間帯にパッと話しかけてくれるなどの配慮してくれる保護者を見ると〝おーーーーー!〇〇さんありがたいなぁ〟と感動します。
特徴5、質問攻撃
最後は〝質問攻撃〟です。
「うちの息子、ちゃんと給食食べてますか?」「毎日泣いていませんか?」「お友達はできましたか?」「◯月◯日の行事の日は〇〇の服装で大丈夫ですか?」などなど、ずっと永遠に続く質問攻撃はさすがに警戒します笑
これも痛いほど、気持ちは分かります。初めて保育園に通うママさんは、他に聞ける人がいないママさんであれば特に不安な要素は多いですよね。
前提として、質問自体はしていただいて大丈夫なんです。間違えてはいけないのは、聞き方とタイミングです。
相手も人間なので、配慮がない対応と配慮ある対応をされたら、どうしても配慮してくれる人の方に気持ちが向いてしまいますよね。
隙あらば、弾丸トークされたり、ネガティブな話しをしてきたり、何を聞きたいのかが分からない・・けどずっと質問攻めされたら誰でも疲れてしまいます。警戒されるということは、人間関係に溝ができてしまうということ。マイナスなイメージを持たれていると〝本音を言ってもらいにくい〟ということも起きてしまいます。
例えば、お子さんのことで園生活においてせっかく素敵なエピソードがあっても、先生から警戒されてしまうと〝言うとめんどくさいことになるからやめようかな・・〟なんてことになってしまうかもしれません。貴重なお子さんの情報を知っている先生たちからその情報が聞けないのはもったいないですよね。
初対面の印象で〝〇〇ちゃんのお母さんは要注意!〟というレッテルを貼られてしまわないように注意したいところです。
コミュニケーション上手になるためのたった一つの方法
では、どうしたら警戒されずに良好なコミュニケーションが取れるようになるのでしょうか?コミュニケーション上手になるためにたった1つの方法を絞ってお伝えします。
それは〝相手目線に立つ〟この一択だと思います。
誰でも不安な時こそ、短期的目線で目の前のことしか見られなくなってしまいがち。でも、それはみんな一緒です。
お子さんももちろんそうですが、プロに見える先生たちも実は隠れて緊張しています。相手に立場に立って言葉をかけたり、行動できる人はやっぱりコミュニケーションがスムーズにいくと思います。相手目線に立ちすぎて、気を使いすぎてしまうタイプの方もいらっしゃいますが、それはそれで素敵なこと。
初対面では、長期的な視野を持って、母として一人の女性として、相手目線に立つことを意識してみてください。きっと素敵な新生活になることでしょう!
まとめ
保育士が新学期にチェックしやすい保護者の特徴5選いかがでしたか?共感できるものや意外なものやあったかもしれません。どこにいても誰といても、やっぱり人と人との繋がりの中で私たちは生きています。
これから始まる園生活をエンジョイするために保育士さんの存在は大きいです。そんなみなさま親子の素敵な保育園生活の一部のこの保育士のぶっちゃけ話がお役に立てたら嬉しいです。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。