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【家庭菜園】実用性No.1。シソの種まきは気温が上がる5月中旬から。もうスーパーではシソを買わない!

グロ子園芸愛好家 / FPライター

こんにちは、ファイナンシャルプランナーで園芸愛好家のグロ子です。
ちょっとあれば良いだけなのに余ってしまうシソ(大葉)
シソって買うとそこそこ高いし、日持ちしないから使い切れません。
あと存在感が薄いので、スーパーで買ってもレジカゴから自分のエコバッグに移し忘れます。
あ、これは私だけか。
植えておけば夏中食卓で大活躍のシソ、種まきは今からが一番いい季節です。

シソの種まきは5月中旬から

シソを家庭菜園で育てようと4月に種まきしたり苗を買ったりした人おられるはずです。
シソの種袋にも種まき適期は4月からと書いてあります。

で、どうです?
発芽はイマイチだし苗もこないだの寒波で枯れたんじゃないですか?

シソの発芽適温は20度~23度。
苗も低温に弱いので夜間に冷え込むと枯れてしまいます。
シソは雑草のようにこぼれ種ではどんどん発芽しますが、ちゃんと種まきして発芽させようとするとなかなかうまくいかないハーブです。
素人が種まきに成功するコツはただ一つ。
「充分に気温が上がってから種まきする」
これだけです。
暑さを感じるようになってからの種まきなら、種を水に浸けておくなどのテクは必要ありません。
固定種なので種も安く、一袋にたくさん入っていると思います。
植えたい場所に直接がっつり種まきしてしまいましょう。
あとは土を乾かさないようにしてください。

こぼれ種からよく発芽するシソ

シソは秋まで植えておくと花の後に種ができ、次の年から庭のあちこちで勝手に発芽してきます。
そういう野良シソを7~8cmくらいのときに植え替えて育てるのもありです。

去年栽培した近辺を探せば必ずこんな野良シソがあるはずです。
この時点でもう葉っぱはよい香りです。

雑に移植しても気温が低くさえなければちゃんと育ちます。

シソも切り戻そう

シソの葉を刻んで使う時、大きな緑の濃い葉はゴワゴワして美味しくありません。
シソは茎を節の上でカットすると葉の付け根から新しい芽がでて茎が二股に分かれます

これも庭に出てきた野良シソですが、茎を赤の所でカットすると黄丸のところから新しい葉が育って茎が伸びます。
いわばシソの切り戻し。
夏中いつでも切り戻しできます。
この性質を利用すると常に黄緑色の柔らかな葉が出てくるし、シソも大きく育ちすぎません。
シソは大きく育てても夏に水切れするだけなので、マメに切り戻して新しい食べやすい葉を楽しみましょう。

花が咲いたら暫く放置

シソは花が咲くと葉も硬くて美味しくなくなりますが、そのまましばらく植えておきましょう。
種ができて勝手に弾けて飛んでいきます。
その種が翌年発芽して野良シソができ、エンドレス栽培が可能になります。
花の後にすぐ抜いたりしないでくださいね。

夏中楽しめて来年からは勝手に発芽してくれるシソ。
この素晴らしい日本のハーブを種まきしないのはもったいないと思います!

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園芸愛好家 / FPライター

花、野菜、盆栽、コンポスト、ありとあらゆる植物系お稽古事をやり尽くした園芸歴30年のFPライターです。私の強みは自分で実際に経験した幅広い園芸ネタ。FPとしてコスパよく園芸を楽しむコツもお伝えします。コキア友の会代表(会員私だけ)

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