ドジャースのベッツとフリーマンの契約総額は2人合わせて5億2700万ドル。大谷は1人でそれを凌ぐ!?
マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)は、2019年の開幕前に、エンジェルスと12年4億2650万ドル(2019~30年)の延長契約を交わした。今のところ、総額4億ドル以上の契約を手にしたメジャーリーガーは、他にはいない。
今シーズンが終わるまでトラウトとチームメイトだった大谷翔平は、もうすぐ、その2人目となるはずだ。ニューヨーク・ポストのジョン・ヘイマンによると、すでに、いくつかの球団から5億ドルを超える契約を申し出られているという。
大谷の契約総額は、その球団のトップ2を合わせた金額を凌ぐかもしれない。
例えば、現時点でロサンゼルス・ドジャースに在籍している選手のなかで、契約総額のトップ2は、12年3億6500万ドル(2021~32年)のムーキー・ベッツと6年1億6200万ドル(2022~27年)のフレディ・フリーマンだ。彼らの契約総額を合計すると、5億2700万ドルとなる。
球団トップ2の合計金額が5億ドル以上は、ドジャースを含め、7球団を数える。
この7球団とも、トップ2は野手と野手だ。彼らのうち、ジャンカルロ・スタントン(ニューヨーク・ヤンキース)は、2014年のオフにマイアミ・マーリンズと13年3億2500万ドル(2015~27年)の延長契約を交わし、2017年のオフにトレードでヤンキースへ移籍した。
各球団における、野手の契約総額トップと投手の契約総額トップの合計金額は、ヤンキースの6億8400万ドルが最も高い。アーロン・ジャッジの9年3億6000万ドル(2023~31年)とゲリット・コールの9年3億2400万ドル(2020~28年)を合計した金額だ。
野手1人と投手1人で合計5億ドル以上は、他に2球団。テキサス・レンジャーズが5億1000万ドル、フィラデルフィア・フィリーズは5億200ドルとなる。レンジャーズは、コリー・シーガーの10年3億2500万ドル(2022~31年)とジェイコブ・デグロームの5年1億8500万ドル(2023~27年)。フィリーズは、ブライス・ハーパーの13年3億3000万ドル(2019~31年)とアーロン・ノラの7年1億7200万ドル(2024~30年)だ。