実はやればできる子の5つの特徴【現役教師が解説!】
ある日、算数の授業で印象的な場面がありました。いつもは数字を見ただけで「わかんない」と言っていた子が、ゆっくりと問題に取り組み始めたんです。最初は戸惑っている様子でしたが、諦めずに考え続けて、なんと!最後には正解にたどり着いたんです。「先生、できた!」と満面の笑みで答えを見せてくれた時、思わず目頭が熱くなってしまいました。
皆さん、周りにこんな子いませんか? 最初は苦手だと思っていたことでも、諦めずに挑戦し続けると、意外な力を発揮する子。そんな「やればできる子」の特徴って、気になりませんか?
今日は、やればできる子の特徴について、私の教師としての経験を交えながら解説します。これを知ることで、子どもたちの隠れた可能性に気づくきっかけになればいいなと思います。
やればできる子の5つの特徴
1. 諦めない粘り強さがある
難しいことにぶつかっても、すぐには投げ出しません。例えば、縄跳びの二重跳びができなくて、休み時間も放課後も練習を続ける子がいるんです。その姿を見ていると、こちらも応援したくなりますね。
2. 失敗を恐れない
間違えることを恐れず、積極的にチャレンジします。音楽の授業で、音程が外れても大きな声で歌う子がいます。その勇気が、どんどん上達につながっていくんです。
3. 小さな進歩を喜べる
ほんの少しの成長でも、自分の変化に気づき喜びを感じます。漢字テストで、前回より1問多く正解できたことを心から喜ぶ子がいるんです。その素直な喜びが、次へのモチベーションになるんですよ。
4. 周りの支援を上手に活用できる
先生や友達のアドバイスを素直に受け入れ、実践しようとします。「もう一度説明してください」と、恥ずかしがらずに質問できる子がいます。その姿勢が、着実な成長につながっていくんです。
5. 自分の可能性を信じている
「きっとできるはずだ」という前向きな気持ちを持っています。苦手な科目でも「今度こそ頑張る!」と宣言する子がいるんです。その自信が、実際の結果を引き寄せることもあるんですよ。
まとめ
やればできる子の特徴として、諦めない粘り強さ、失敗を恐れない勇気、小さな進歩を喜ぶ心、周りの支援を活用する賢さ、そして自分の可能性を信じる力について解説しました。
これらの特徴を知ることで、子どもたちの中に眠る無限の可能性が少し見えてくるかもしれません。でも、ここで一つ大切なことを覚えておいてください。「やればできる」というのは、決して魔法の言葉ではないんです。
ちょこっとアドバイス
大切なのは、子どもたちの努力を認め、その過程を一緒に歩むこと。そして、小さな成功体験を積み重ねられるよう、適切なサポートをすることです。「やればできる」は、決して一朝一夕には実現しません。でも、諦めずに挑戦し続ける姿勢があれば、必ず何かが変わるはずです。
『やればできる』は、魔法の言葉ではありません。でも、諦めずに挑戦し続ける子は、きっと素晴らしい可能性を秘めていると思います。
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