ノート(82) 捜査中の事件で自殺者が出た場合の特捜部の内情
~回顧編(7)
勾留28日目(続)
捜査は粛々と
特捜部が本格的な捜査を行う事件では、首吊りや飛び降りによる自殺者が出る。むしろ「自殺者が出る事件は本物だ」と言われるほどだ。
もちろん、自責の念、周囲からの重圧、事態の拡大を防ぐ、刑罰や社会的地位の喪失をおそれて、過酷な取調べから逃れるため、抗議の意思など、“死”という究極の選択に至るには、様々な動機や背景があるだろう。
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