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大晦日の夜、最後の『嵐』は年越し前に終了…チケットも早期販売終了を予告

神田敏晶ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント
出典:

KNNポール神田です。

いよいよ、『嵐』の最後の夜がやってきた…。

嵐としてのグループ活動は今晩が最後となる。また『オンラインライブ』としての収益としても最大化される夜として注目している。

まさに、音楽やエンタメのフォーマットがコロナ禍によって一気に進化したフォーマットともいえるだろう。

筆者は前回のオンラインライブの収益を564億円と見積もっている。

それと同時に、筆者は前回のライブで途中から視聴できなくなってしまった経験もあるので、『オンラインライブ』の視聴保険のようなオプションでの補償制度も必要かと思う。

また、今回は『見逃し配信』も予定されていない。まさに『ライブ』と同様で配信映像の録画も禁止されている。放送ではハードディスクレコーダーなどで可能だが配信ではそうはいかない。今夜の通信帯域の環境に不安を抱えたまま視聴することとなる。

「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」特設サイト

https://online.johnnys-net.jp/s/jno/page/ThisisARASHILIVE

■生配信ライブは年越し前に終了

□(2021年12月)31日に行う(有料)生配信ライブ「This is 嵐 LIVE」は年越し前に配信を終了すると発表した。松本潤(37)は「ライブの終演時間ですね、懸念しておりました年越し直前の込み合う通信環境を考慮して、最後の最後までみんなで議論を重ねてきました」としたうえで「結果、安心して、皆さんに楽しんでいただくことを第一に考え、24時ギリギリまでは配信を行わない事にしました」と説明。具体的な終了時間は明らかにしていない。

□「This is 嵐 LIVE」は大みそか午後8時に開演。同日、嵐は「第71回NHK紅白歌合戦」(後7・30)にも出演し、後半序盤に出演するため、ライブ会場から中継で登場すると見られる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6151e873e62129d8186117585a80ebb188214370

■紅白歌合戦の後半に出場 テレビ小説『エール』GReeeeNの後での『嵐』の最後の出演…

「This is 嵐 LIVE」は、20時の開催前に、「紅白歌合戦」(19:30)にも出演し、中盤にも、「This is 嵐 LIVE」の会場から出演する予定だ。

出典:NHK
出典:NHK

出場歌手・曲順

https://www.nhk.or.jp/kouhaku/artist/

出場の時間まではないが、連続テレビ小説『エール』のGReeeeNの後に、『嵐×紅白 2020スペシャルメドレー』がクレジットされている。

紅白歌合戦は秒単位でスケジュールされているのだから、出場歌手の出演予想時間も明記するべきだと思う。視聴率で評価されるのは公共放送としてふさわしくない。出演予想時間でチャンネルが動いたり、『dボタン』での投票でカウントをすることによって、視聴料を負担する国民の声を感じ取ることができるはずだ。

■12回目の『嵐×紅白 2020スペシャルメドレー』のサイマル同時配信&放送

出典:NHK
出典:NHK

https://www.nhk.or.jp/kouhaku/artist/white/arashi.html

このスペシャルメドレーだけでも12年目となるほどだ。ただ、今回は別会場で、有料生配信との『サイマル』による同時配信と放送だ。

■一般チケットはお早めの購入を!19時30分よりも早めに販売終了も

出典:Johnnys net
出典:Johnnys net

本公演の配信だけでなく他の通信をご利用される 利用される方へご迷惑をおかけしないためにも、状況次第では、販売終了予定時刻の19時30分よりも早くチケットの販売を終了させていただくことがございますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。

https://online.johnnys-net.jp/s/jno/page/ThisisARASHILIVE

これは非常に良い対応だと思う…。

大晦日の24時ともなれば、ネットは『あけましておめでとう』メッセージで大渋滞となるからだ。

本日、18時より会場がひらき、20時からの配信となる。

オンラインライブ史上の企画となることを期待している。

嵐のメンバーからのメッセージ

https://www.johnnys-net.jp/page?id=text&dataId=1646&artist=10

■現在はチケットは販売中 一般視聴チケットは5,800円の税込み

出典:Johnnys net
出典:Johnnys net

チケットを購入するためには、一般客も最初に『Johnnys online』に登録する必要がある。

ファンクラブ会員には会員限定の『オリジナル紙チケット』が郵送されるという新たなプレミアを作っている。

「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」特設サイト

https://online.johnnys-net.jp/s/jno/page/ThisisARASHILIVE

■関連コラム

□嵐は『アラフェス2020』の一晩でどれだけ稼いだのか?

https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20201105-00206409/

□大晦日『嵐』最後の『生ライブ配信』は『紅白』とはガチ歌合戦?

https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20201113-00207705/

□嵐のSNSデビューから考える、ジャニーズ事務所がデジタル戦略で切り込む中国の牙城(神田敏晶)

https://news.livedoor.com/article/detail/17369828/

□『無観客ライブ』のほうが『ライブ』よりも儲かるコロナ時代~2020年オンラインライブの勃興の年~

https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20201029-00205146/

ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント

1961年神戸市生まれ。ワインのマーケティング業を経て、コンピュータ雑誌の出版とDTP普及に携わる。1995年よりビデオストリーミングによる個人放送「KandaNewsNetwork」を運営開始。世界全体を取材対象に駆け回る。ITに関わるSNS、経済、ファイナンスなども取材対象。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部、サイバー大学で非常勤講師を歴任。著書に『Web2.0でビジネスが変わる』『YouTube革命』『Twiter革命』『Web3.0型社会』等。2020年よりクアラルンプールから沖縄県やんばるへ移住。メディア出演、コンサル、取材、執筆、書評の依頼 などは0980-59-5058まで

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