タイガースとツインズがワイルドカードの3位に並ぶ。ガーディアンズはポストシーズン進出が確定
9月19日(日本時間20日)、クリーブランド・ガーディアンズは、3対2でミネソタ・ツインズを下した。2対2の10回裏、1死一、二塁から、アンドレス・ヒメネスがライトへヒットを打ち、ホゼ・ラミレスが生還した。
ガーディアンズは、89勝目を挙げ、ポストシーズン進出を確定させた。一方、73敗目を喫したツインズは、ワイルドカード・レースの単独3位から3位タイに。80勝73敗は、デトロイト・タイガースと同じだ。この日、タイガースは試合がない。
タイガースの浮上については、2日前にこちらで書いた。
◆「タイガースはワイルドカードの3位と1.5ゲーム差。夏にフレアティをドジャースへ放出したのに!?」
8月10日が終わった時点で、タイガースは55勝63敗。借金8を抱えていた。翌日以降は、25勝10敗を記録している。ツインズは、8月10日までが65勝51敗、その後は15勝22敗だ。
オプタ・スタッツによると、8月以降のいずれかの時点で借金8以上のチームがポストシーズン進出は、短縮シーズンを除くと、1973年のニューヨーク・メッツしかないという。
ここから、タイガースは、ボルティモア・オリオールズ、タンパベイ・レイズ、シカゴ・ホワイトソックスと3試合ずつを行う。ツインズは、ボストン・レッドソックス、マイアミ・マーリンズ、オリオールズと各3試合だ。
レイズとレッドソックスの勝率は.500と.487なので、そう違わない(9月18日時点)。ホワイトソックスとマーリンズは、どちらも勝率.370未満だ。
レギュラーシーズンの終了時に、ツインズとタイガースがワイルドカード・レースの3位に並んだ場合、ワイルドカードはツインズとなる。ツインズは、タイガースに7勝6敗と勝ち越している。
なお、現在、ワイルドカード・レースの1位と2位は、オリオールズとカンザスシティ・ロイヤルズだ。オリオールズとツインズ/タイガースは5.0ゲーム離れているが、ロイヤルズとツインズ/タイガースは2.0ゲーム差。ツインズとタイガースのどちらもポストシーズン進出、となる可能性も、皆無ではない。