はらぺこライターの旅人間です。

今回は京都府木津川市から食レポです。木津川市は京都府の市としては最南端に位置し、むかしむかし…4年間だけ日本の首都になったことのあるトコロ。

それは740年恭仁京（くにきょう）、そう言えば教科書で習ったような…、そんな場所。

この木津川市に、知る人ぞ知る魅力的なラーメン屋さんがあります。

それは「麺屋 じすり」、海老そば専門店です。

実を言うと…

この店は私がずっと気になっていたお店の一つ。ラーメン好きの友人が「めちゃくちゃ美味しい」と絶賛していたので、期待を膨らませての来店です。

ところが、なんと！結論を言えば、その期待を遙か超える美味しさだったというワケ。

同店の「海老そば」は…

鶏ガラと豚骨を煮込んだクリーミーなスープに大量の甘海老から取った出汁を合わせた濃厚なダブルスープが特徴のラーメン。塩・醤油・味噌と3種の味があります。

とにかく、お店の中に入った瞬間から…海老の香りがプンプンとし、食べる前から「海老すごっ」って言いたくなるインパクト。本当にスゴイ！

さて、今回注文したのは「海老しお」です。

海老の香りが充満した店内ですが、目の前にラーメンが到着すると…嗅覚は海老に支配されてしまったような心境に…。えび～

スープを飲むと…

もはや、海老、海老、海老、えびーーーー！って叫びたくなる味わい。濃厚だけど、アッサリとした口当たり、なんだこれ？

美味しいとは聞いていたけど、イメージしていたのと全然違う。驚きと発見が同時にやってきたような、期待感をピョン！ピョン！と超えて行く感覚が清々しい。

そして、このチャーシューの大きさと、柔らかさと、この旨み。

特製平打ち麺には出汁がしっかり染み込んでいる。

この店は行列が出来る人気店、混み合う理由はハッキリと分かります。ココまで濃厚な海老の出汁が絡んだ麺なんて滅多に出会えるものではありません。

そして、一緒に食べたいのは「チャーシュー丼」です。

ラーメンのお供にライスを食べるなら「味のついてない白米が一番」といった考え方もありますが、このチャーシューが絶品で、もはや全メニューの味を知りたくなる。

海老そばは塩・醤油・味噌の3種。「よし、また木津川に来よう！」と行動意欲を引き出してくれるラーメン屋さんです。