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記念日ディナーにおすすめ!大阪から1時間で行ける「海辺の絶景レストラン」ミュージカル&オペラナイト

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は淡路島から”おすすめ”情報をお届けしましょう。それは金曜と日曜の夜に洋食レストラン「青海波 海の舎」で開催されている「ミュージカル&オペラナイト」です。

目の前で繰り広げられる歌とダンスを織り交ぜたミュージカル、透明感のある声量が響き渡る臨場感、特に記念日などにおすすめです。

淡路島「青海波 海の舎」に到着!

大阪から高速道路を走り約1時間、明石海峡大橋を渡ってスグの淡路ICから一般道に出て10分ほど。今回の目的地であるレストランは海岸沿いにあります。

ディナーショーの開場は18:00。少し早めに到着した。目の前には広がる海、雲の切れ目から時より見える夕陽が眩しかった。

ここは知る人ぞ知る”海辺の絶景レストラン”、ランチもカフェも楽しめます。

店内の階段を舞台に!歌とダンスのミュージカル

さて、時間になり扉が開いた。お店に入ると、そこは明治初期の迎賓館を思わせる空間でアンティークの調度品に囲まれた特別な空間だった。

目の前にはカラフルなイタリア製のベネチアンガラスのシャンデリア、その下には大きな大理石、この空間でショーが演じられる。座席は1階と2階にあり、中央を囲むようにL字型、もしくはコの字型にテーブルが配置されている。

一般的な劇場のような整った舞台ではなく、洋館の空間や階段、廊下など上手に活用してショーが演じられるというワケだ。

今回、私が観劇したのはシェイクスピアの代表作『ロミオとジュリエット』、そして2部に『名曲ガラコンサート』という流れ。

ちなみに、この2部のコンサートでは誕生日に家族や恋人を招待したした時、予め伝えておくとサプライズで「ハッピーバースデー」を歌ってくれます。

テーブルについて、しばらくしたら料理が運ばれてきた。オードブルから、魚料理、肉料理、そしてデザートとコース仕立てになっている。

最初は料理と会話がゆったりと楽しめます。

メインの肉料理がやって来る頃、館内に鐘の音が響き渡る。ついに「ミュージカル&オペラナイト」が始まる。「近くで見たい人は座席の移動を」というアナウンスが流れ、その後…パッと照明が消えた。

第一部『ロミオとジュリエット』のスタート

ところで、この物語(ロミオとジュリエット)はご存知だろうか?

古くから憎み合う二つの名家、モンタギュー家とキャピュレット家。モンタギュー家に生まれたロミオ。キャピュレット家に生まれたジュリエット。決して交わってはいけない運命を背負ったふたりは恋に落ち密かに結婚をする。

しかし、その直後に悲劇が…。

華やかなパーティーのシーンからの運命の出会い…

そして、ジュリエットがバルコニーで恋しい想いを吐露する有名なシーン、俳優さんの見事な表現力と透き通った声に心がゾクッと震える。

「ああロミオ、あなたはなぜロミオなの」

レストラン空間の一体感、居心地の良さ、どんどん引き込まれていく。

ジュリエットの従兄弟とロミオの親友の喧嘩から甘い空気は一変する。争いの末に死、そして逆上、憤り、追放、悲しみ…。様々な感情が揺れ動く。

「仮死状態になる薬を飲み、周囲を騙してロミオと駆け落ちする」という方法を取ったジュリエットだが…。

仮死状態であることを知らされなかったロミオは、ジュリエットの後を追い自害、目を覚ましたジュリエットも絶望のもと自害してしまう。若い2人の死の真相を知った両家は、和解することを決意した。

心無い周囲のせいで罪のない男女が全てを失い、命を落とす恋愛悲劇。全世界で愛される誰もが知る有名なストーリー。

『ロミオとジュリエット』のミュージカルは見た事ある!って方も少なくないだろう。でも、そんな方にこそ見て欲しい。

ここ「青海波 海の舎」のレベルの高さに驚くはずだ。

さて、料理だが…

このレストランは記念日などの利用にピッタリだと断言したい。ミュージカルだけでなく料理の質も高い。

ここは大切な人を連れてきたら間違いなく感動されるだろう。

例えばオードブルの「メロンの神戸牛の生ハム」には驚いた。これらは季節によって、また観劇の内容によって変わるそうだ。

そして魚料理が来て…

肉料理は淡路牛だった。

美味しいのかって?そんなの言うまでもない。ヤバイほど美味しい。

面白いなって思ったのはデザートだ。

この『ロミオとジュリエット』が”ほろ苦い恋”というストーリであることから、最後にビターなチョコレートケーキがやって来た。この辺も粋ですね。

尚、同施設では12月1日から22日までの期間は、クリスマスシーズンということもあって『34丁目の奇跡』となるそうだ。

詳しくは「公式サイト(外部リンク)」で確認して下さい。特別に画像をお借りしたのでイメージを入れておきます。

今回紹介した『ロミオとジュリエット』は1月から再開され、2025年3月30日(日)まで開催されるとのこと。

それにしても本当に良かった。演者と近さがも印象的だった。最後にテーブルまで来てお客さんに話しかけてくれたり、一緒に写真を撮ってくれたり、そんなアットホームで和やかなムードも素敵だった。

色々と出歩くのが趣味で、またライターという職を通して様々な場所に巡りあう機会があるが…。ここは本当にスゴイ。記念日などに絶対おすすめだ。

青海波 海の舎
住所:兵庫県淡路市野島大川70
電話番号:0799-70-9110
ランチ:11:00 - 15:00(最終入店 14:00)
カフェ:14:00 - 17:00
※毎週金曜日、日曜日はイベントの為15:00クローズとなります。
ディナー:17:00 - 21:00(最終入店19:20)
※12月・1月は一部にて営業時間変更があります。詳細は公式サイトにて。
定休日:木曜日
公式ホームページ(外部リンク)
公式instagram(外部リンク)
地図(外部リンク)

●ディナーショー「ミュージカル&オペラナイト」
毎週金曜日&日曜日、要予約
開場 18:00料理スタート  
開演 18:45

取材協力:青海波 海の舎
今回は取材のため料理を提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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