南紀串本でカイロス2号機打上げ

今年3月、和歌山県串本町にあるロケット射場「スペースポート紀伊」から小型ロケット「カイロス」初号機が打ち上げられたが残念ながら機体は爆発。ミッションは成功しなかった。あれから9カ月…

ついに12月14日(土)午前11時「カイロス2号機」の打上げが予定された。しかし、スペースワン社は午前10時半すぎ強風の為、延期を発表した。

そこで今回は、串本町に行ったら食べたい「ロケットグルメ３選」を紹介しましょう。ユニークでリアルで面白い！！

ぜひ、チェックしてみて下さい。

ロケットドッグ（潮岬観光タワー）

1つ目は、潮岬観光タワーの「ロケットドッグ」。見た通りロケットの形をしたホットドッグで、窓を模した玉子のスライスが個性を出している。食べるとカレーの風味がして、ピリッと優しい辛味がある。

このロケットグルメは「串本にロケットが来る」とニュースで公表されスグに商品化されたという。つまり、串本のロケットグルメ第一号と言って良いでしょう。

ロケット饅頭（うすかわ饅頭 儀平）

2つ目は、創業明治26年の老舗で”うすかわ饅頭”と言えば儀平と言われる老舗の和菓子店が新たな挑戦で作った「ロケット饅頭 そらのかけはし」だ。

よく見ると饅頭にアイス棒が刺さっている。”アイスの棒”は火を噴きながら飛ぶロケットをイメージしている。全体をホワイトチョコで覆った洋風な饅頭、中身は黄身餡とチョコレート生地である。甘さは控えめで、棒のおかげで持ちやすくて食べやすい。冷凍庫で冷やして食べるのもおすすめ！

ぜひ、橋杭岩と共に写真を撮りたい。

ロケットカレー（レストラン サンドリア）

そして3つ目は、本州最南端の町の名店「レストラン サンドリア」でロケットが発射場から打ち上げられる瞬間を切り取ったビックリ仰天グルメ！その高さは約35センチ「串シーフードロケットフライカレー」だ。

串は上から天然の有頭えび、とこぶしのフライ（冬はカキフライ）、生マグロのフライ。ホタテのフライ、スルメいかのフライとなっている。

もはや説明は不要かもしれないが、大きな天然の有頭えびロケットに見立てられており、その下のフライは噴射をイメージ。

ライスの周囲のパプリカは火を噴いているように見え、なんだかグゥォォォォーって音まで聞こえてきそうではないか。

ここで「ん？変だぞ…」と気付いた人は鋭い！ライスに串が刺してナゼ倒れないのか？常識的に考えて重さで串は倒れるはずだからです。

その答えは、ライスの中に串本町で古くから栽培されているサツマイモ「なんたん蜜姫」が入っているから。イモに串がグサッと。

シェフがロケットグルメを考えた時、最初に頭に浮かんだのは串本の「串」という文字、そしてフライの「飛ぶ」だったそう。だから倒れないように、成功を願って懸命に考えた結果、中にサツマイモ入ったというワケ。面白いですね。

…だから、大きい声では言えないが、食べたら凄いボリュームで腹いっぱいになります。そしてメチャクチャ美味しいです。

店主曰く「ロケットカレーは手間がかかるので、混んでる時はお断りする場合もある」そうだ。また出来上がりまで時間がかかるので「急ぎの場合は別のメニューを注文して欲しい」とのこと。

ついにロケット打上げ！

さぁ、いよいよ串本町でロケットが打上がる。

見学に行けない場合も「カイロスロケット2号機打上げ応援サイト（外部リンク）」では、打上げ当日のYouTubeによる無料配信で自宅から見ることが出来るそうだ。リアルタイムでその臨場感を味わうのも一興ですね。

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和歌山県串本町