はらぺこライターの旅人間です。東京都八王子市の閑静な住宅街を歩いていると、目の前に不思議な物体が…。何だコレは？

ここは京王堀之内駅から歩いて10分ほどの場所にある「堀之内芝原公園」の前。宇宙人のような、古代人のような、精霊のような謎の白い生き物…？いや物体が立ちはだかった。

腰に手を置いて「これ以上先には行けないぞ」とでも言っているようだ。しかし、立ち入り禁止ってワケもなさそうだぞ。

うわっ！沢山いる。

これは一体なんだ？

…と言いたいが、その正体は一目瞭然！

そう！いわゆる、歩道などで見かける自転車侵入禁止に使うポールだ。

そして宇宙人ではなく”埴輪（はにわ）”のよう。

犬の散歩をしている地元の方に話しかけると、ここは「埴輪公園」とも呼ぶ人もいると教えてくれた。

しかし、なぜ埴輪なのか？古墳でもあるのか？

少し歩けば、その答えが書いてあった。案内によると…。

この公園周辺は縄文時代から古代にかけて遺跡が多く発見されたのだとか。特にこの公園の西側エリアかあは大規模な集落跡が発見されたという。

要するに、この公園には貴重な埋蔵文化財や歴史環境を保護するという役割を果たしているのだとか。

なるほど、では！公園にいってみよう。

すると、そこには古墳のような小高い丘。

「むむむ！古墳跡あるやん！」って思ったが…

公式サイトを見ると…

と書かれている。これは古墳のように見えて、実は古墳ではないらしい。ここまで本格的で”古墳でないパターンの公園”って逆に珍しいのではないか。…と思ったりもした。

それにしても静かで、穏やかで、いい公園だ。奥に行けば遊具もある。

何だか珍スポットのようにも見えるが、公園をしっかりガードしている様を見たら「いい仕事しているな」と言いたくなった。