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【熱中症】「大丈夫?」と聞いてはいけない理由【保育士ママが漫画でわかりやすく解説】

【育児マンガ】夢カナエ保育士 介護福祉士

こんにちは!発達と育児のケアサポーター『夢 カナエ』です。

今年も暑い季節がやってきました。

知らず知らずのうちに体温が上がり、重病化することもある『熱中症』には、十分な注意が必要です。

さて今日は、子どもに体調を聞くときによく使われる

「大丈夫?」

という言葉を取り上げます。

『大丈夫』はあいまいな言葉

「あなたの体の中で、どこか変わったことはない?」

という総合的な意味で、子どもに

「大丈夫?」

と聞くことがあります。

しかし『大丈夫』という言葉は、人によってさまざまに解釈される、とてもあいまいな言葉です。

大丈夫といっても・・・

1.全然悪いところなし

2.なんとなくだるいけど元気

3.のどが渇いているけど、飲まなくても我慢できる

4.ちょっと気持ち悪いけど、まだ遊びたい

5.頭が痛いけど、横になるほどではない

これらは全部、子どもが「大丈夫」と答えてしまう状態かもしれません。

具体的に聞く

「のどは乾いていない?」

「気持ち悪くない?」

「頭は痛くない?」

このように具体的に症状を聞くことで、より正確に体の状態を把握することができます。

症状が見つかったら

頭痛や吐き気などの症状が見つかったら、すぐに涼しい場所へ移動して、水分を摂り、体を冷やすことが必要です。

必ず、大人が付き添って見守ります。

状態が変わらなかったり、悪くなるようなら、すぐに病院へ連れていきましょう。

保育士 介護福祉士

専門職として学童保育や老人介護の現場で、病気や障害を持つ児童や高齢者のケアにあたってきました。自らも、発達障害の診断を受けた子の親として育児に奮闘中。子育てに悩む方のために役立つ情報、専門性のあるケアの工夫を、一般の方にも分かりやすいマンガを通して発信していきます。

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