日本の大雪は3種類 現在の「里雪型」「山雪型」から三連休は「南岸低気圧型」の可能性あり #専門家のまとめ
日本における大雪は、強い寒気が南下したときに日本海側の山で多くの雪が降る「山雪型」と、日本海側の平地でも多くの雪が降る「里雪型」、それに、強い寒気の南下が弱まって南岸低気圧が通過するときに太平洋側で雪が降る「南岸低気圧型」の3種類があります。
現在、今冬一番の強い寒気が南下し、北陸から北日本の日本海側を中心に、里雪型や山雪型の災害級の豪雪となっています。今週末まで強い寒気の南下が続きますので引き続き大雪に警戒してください。三連休には、強い寒気の南下が弱まりますが、今度は南岸低気圧に注意が必要です。
ココがポイント
エキスパートの補足・見解
今冬一番の寒気が南下し、北陸から北日本の日本海側を中心に「里雪型」や「山雪型」の大雪となっています。雪に不慣れな一部のドライバーによって大渋滞が発生すること等から、不要不急の外出は控えてと呼びかけられています。しかし、不要不急の判断は人によって異なり、難しいものです。個人的には、一つの目安として、「我慢しろ」と言われた時に我慢できる事態かどうかと思います。
今回の寒気南下は、西日本中心ですので、普段は雪の量が少ない所で雪が降っています。量は少ないといっても、雪に慣れていない分だけより一層の注意が必要です。
強い寒気の南下は、三連休には弱まりますが、今度は南岸低気圧が発生する可能性があります。低気圧の発達の程度によっては太平洋側でも大雪の可能性があり、最新の気象情報に注意してください。