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GW明けの今がチャンス!梅雨入り後カビや匂いに悩まされないために今できる5つの工夫

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

梅雨入りはまだ先ですが、梅雨入りしてしまうと家事がはかどらず気分も晴れません。そこで、今日はGW明けの今、やっておくとよいことを紹介します。

その1、湿気対策

湿気は下や四隅に溜まります。今のうちに晴れた日には部屋の窓だけではなく、普段なかなか開け閉めしない納戸など開けっぱなしにし風を通しましょう。

押し入れの下段などは布団を入れるのに便利ですが、湿気が溜まりやすく条件によってはさらに湿気が溜まります。

私は、湿気の多い鉄筋コンクリート造りのマンションの1階に住んでい時、クローゼットの下段に衣装ケースをぎゅうぎゅう詰めに入れていたため、服にカビが生えてしまいました。

特に湿気が多いとされる収納はモノを詰め込みすぎず、風が通る隙間を作っておくことが重要です。

そして除湿剤は収納の下段や四隅に置くようにしましょう。

ベッドのマットレスは軽いモノなら壁に立てかけ、重いマットレスなら少しずらし、下に何かを置き片側を上げるだけでもよいです。

その2.衣替え&防虫対策

夏物への平均的な衣替えの時期は6月上旬ですが、なるべく晴れて空気が乾いている日に終わらせておきましょう。

衣替えと同時に防虫対策もしましょう。そのためにもしまう服は必ず一度洗ってからしまってください。

防虫剤を使う時の注意点は、

★効果は上から下に届くので、防虫剤は衣類の上に置く 
★適量を守る(たくさん入れても効果は同じ)
★有臭系防虫剤は併用注意!(防虫剤の箱に書いている注意書きは守ろう)

衣類に付く虫は、シルク、ウール、カシミアなど高級な繊維が好物です。大切な衣類を守るために防虫対策は必要です。

その3、蚊の発生源をできるだけなくす

蚊は水場に卵を産むと言われますが、水場は大きくなくても使っていない植木鉢などに、雨が降り水が少し溜まっただけで卵を産みます。

使っていない植木鉢や以前使っていた子どもの砂場遊び用のおもちゃなどが家の周りにないかチェックしましょう。

その4、傘のチェック

傘は梅雨時期の必須アイテムですが、たくさんあればいいという問題でもありません。

私は普通サイズの雨傘と日傘と兼用の折り畳み傘の2本を持っていますが傘の適正量(その人にとってちょうどいい量)は人によって違います。

電車やバス移動が多いのか車移動が多いのか、自分の生活スタイルを考えながら、自分は何本あればよいのか考えてみましょう。

たくさんありすぎると粗末に扱うことも多くなります。玄関に傘がありすぎる人は、職場、車、カバンの中などに第2の置き場を決めるとよいでしょう。

その5、生ごみをためないように工夫

生ごみを放置しているとコバエや匂いが発生します。梅雨で窓を閉め切っているとなおさらです。

そこで生ごみはこまめに捨てることが一番よいですが、こまめに捨てやすくするためにあえて三角コーナーを使わないのがおススメ。

三角コーナーはヌメヌメ汚れがが発生します。その汚れを落とすために漂白剤を使ったり臭いも発生し手間がかかるので、あえて三角コーナーを使わないようにすると生ごみをこまめに捨てるようになるかもしれません。

梅雨に入ると、雨が降り湿度がある中で家事をしようとしてもなかなかやる気が起きないものです。

晴れている今のうちにできることを先取りすれば、梅雨に入ったら焦らずのんびり過ごすことができるのではないでしょうか。

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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